「高等学校理科 生物基礎/遺伝情報とDNA」の版間の差分

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モーガンとかシャルガフとかの生物学者の業績は、教科書ではコラム的な話題として後回しにされている。
→‎参考: DNAの構造の解明の歴史: 水素結合を除外。高校生物基礎の範囲外なので。
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File:Citosina-es.svg|シトシン(C)
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:※ wikibooksでは化学構造式を紹介したが、検定教科書では化学構造式は紹介していない。
 
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;水素結合
[[File:DNA chemical structure.svg|thumb|400px|DNAにおける水素結合の例。]]
[[ファイル:Base pair GC.svg|thumb|left|水素結合。 DNAにおける2つの塩基対の内の1つであるグアニンとシトシン間の水素結合。]]
 
:(※ 教科書の範囲外 :)二重らせん上のアデニンAとチミンTなど、らせんで対になった塩基どうしの結合は、'''水素結合'''(すいそ けつごう)という、水素を仲立ちとした弱い結合をしている。塩基上の水素原子が、向かいあった塩基の窒素原子や酸素原子などと、弱く結合するのが、DNAの場合での水素結合である。
 
なお水素結合が見られるのは生物だけに限らず、一般の化学物質などでも多く見られる。たとえば水分子の安定性でも、水素結合が関わっている。
 
DNAの場合の水素結合では、アデニンはチミンの塩基対では、塩基上の2箇所で水素結合をする。シトシンとグアニンの塩基対では、塩基上の3箇所で水素結合をする。
 
 
二重らせんの幅は2.0nmで、らせん1回転(1ピッチ)の長さは3.4nm、らせん1回転中に10対のヌクレオチド対がある。
 
=== DNAの働き ===