「高等学校理科 生物基礎/遺伝情報とタンパク質の合成」の版間の差分

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逆転写酵素については生物基礎の範囲外なので説明を除外する。
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* セントラルドグマ
遺伝情報は、原則としてDNA→RNA→アミノ酸→タンパク質というふうに一方向に写されていき、その逆方向は無い。この原則を'''セントラルドグマ'''(英: central dogma)という。
 
:※ 逆転写酵素については生物基礎の範囲外なので説明を除外する。よく「エイズを起こすHIVウイルスが逆転写酵素を持つ」と言われるが(専門『生物』科目で習う)、だからといってエイズが子孫に遺伝するわけではない。(おそらく、歴史的な経緯で、こういう説明になっているのだろう。)
*逆転写酵素
セントラルドグマの例外的な存在として、ウイルスによってはRNAを遺伝物質として持つものがいて、このようなウイルスをRNAウイルスという。
また、RNAを鋳型としてDNAを合成することを'''逆転写'''といい、そのような働きの酵素を逆転写酵素という。
 
HIVの原因であるエイズウイルスも、逆転写酵素を持って逆転写を行うので、RNAウイルスである。
 
なお、逆転写を行うウイルスで、逆転者酵素を持っているウイルスのことをレトロウイルスという。
 
==== 真核生物でのタンパク質合成 ====