「法学入門」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
2 行
「法学入門」とは、大学法学部,他学部や短大の一般教育科目として、また専修学校や高校の一般知識教科として設けられているもの。科目名または教科名は、「法学入門」とは限らず、教科名では、「理工系学生のための法学概論」,文科省検定済商業科高校教科書などで「経済活動と法」というものもある。いずれにしても、大学法学部以外では、現行法の解説が主な内容となっている。
10 ⟶ 7行目:
=== 法学純理論書 ===
法学に対しては、実務的要請が、他のジャンルよりも強固な確信によって向けられている。このため、未だに、コンメンタールないし判例学説便覧のような書物以外は実益がないという考えさえ見受けられるため、法学理論の効用、例えば、母国語によって論理的な考え方が培われること、また、法および条文というある種のコードによって社会考察および分析がなされ得る点が没却されがちであるのる。下記は、これらを回復させるための書物の一例である。ただ、残念なことに絶版のものもあるので、図書館で参照されることをすすめる。
*『法律学における学説』([[w:宮沢俊義|宮沢俊義]] 有斐閣)▼
*『岩波講座 基本法学(全8巻)』(岩波書店)▼
*『比較不能な価値の迷路』([[w:長谷部恭男|長谷部恭男]] 東京大学出版会)
*『民法総論』([[w:大村敦志|大村敦志]] 岩波書店)
*『生活民法入門』([[w:大村敦志|大村敦志]] 東京大学出版会)
=== 法学一般 ===
大正時代から第二次世界大戦後にかけて活躍した学者による書物
*『法学入門』([[w:末弘嚴太郎|末弘嚴太郎]] 日本評論社)
主に
▲*『法律学における学説』([[w:宮沢俊義|宮沢俊義]] 有斐閣)
*『法学入門』([[w:星野英一|星野英一]] 有斐閣)▼
*『法学の基礎』([[w:団藤重光|団藤重光]] 有斐閣)
*『現代法学入門』([[w:伊藤正己|伊藤正己]]・[[w:加藤一郎 (法学者)|加藤一郎]] 有斐閣)▼
*『法学入門』([[w:三ヶ月章|三ヶ月章]] 弘文堂)
*『実定法学入門』([[w:田中英夫 (法学者)|田中英夫]] 東京大学出版会)
▲*『法学入門』([[w:星野英一|星野英一]] 有斐閣)
▲*『現代法学入門』([[w:伊藤正己|伊藤正己]]・[[w:加藤一郎 (法学者)|加藤一郎]] 有斐閣)
▲*『岩波講座 基本法学』(岩波書店)
現代の学者による書物
*『法学の誕生』([[w:内田貴|内田貴]] 筑摩書房)
=== 民法 ===
*『民法案内 1 私法の道しるべ』([[w:我妻栄|我妻栄]] 勁草書房)
*『民法のすすめ』([[w:星野英一|星野英一]] 岩波書店・岩波新書)
|