「高等学校理科 生物基礎/遺伝情報の分配」の版間の差分

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削除依頼テンプレートを除去。存続させたいので。
DNAの「塩基」と言っても、アルカリ性ではないことを追記。
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このような複製のしくみを'''半保存的複製'''(はんほぞんてき ふくせい)といい、アメリカのメセルソンとスタールによって1958年ごろに大腸菌と窒素の同位元素(通常の<sup>14</sup>Nと、同位元素の<sup>15</sup>N)を用いた実験で証明された。
 
 
:(※ 範囲外: ) DNAの4つの「塩基」という呼び方は、英語の base を和訳したものであろうと思われる。英語ではDNAの4つの base のように言う。化学の分野で、すでにアルカリ性の物質を base という専門用語があり(高校『化学基礎』科目で習う)、そのアルカリ物質を「塩基」という和訳語があるので、おそらく、その訳語を参考にしたものと思われる。
:読者に気をつけてほしいこととして、けっしてDNAがアルカリ性であるわけではない。「『核酸』で酸なのに塩基とは、どういう事か?」と疑問にもつ人もいるかもしれない。
:もしかしたらDNAのbaseを「塩基」と訳すのは誤訳かもしれない。もしかしたら野球の4つのベースとか、そっちのほうの意味かもしれない。