「高等学校理科 生物基礎/細胞とエネルギー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
「好気呼吸」や「嫌気呼吸」の用語を本文中から除去。ついでに加筆。
光合成におけるATPの役割について加筆。
121 行
これを'''光合成'''(photosynthesis)と呼ぶ。
 
光合成では、光合成の途中で光のエネルギーを使ってADPからATPを合成するが、光合成の後半の段階で植物はATPを分解してADPにして、植物はATPのエネルギーを使ってデンプンなどの有機物を合成している。
==== 光合成の仕組み ====
 
光合成を、化学式っぽく、まとめると、下記のようになる。
 
:<big>CO<sub>2</sub> + H<sub>2</sub>O + 光エネルギー → 有機物 + O<sub>2</sub></big>
 
::※ 上記の化学式では係数は考慮してないので、必要に応じて適する係数を使うこと。
 
なお、光合成では一時的に葉緑体にデンプンが蓄えられるが、その後、デンプンがスクロース(ショ糖)などに分解されて維管束を通って、植物の各部位に運ばれ、その各部位で消費されたり、またはデンプンに合成されて貯蔵されたりする。
 
==== (※ 発展: )光合成の仕組み反応過程 ====
[[File:光合成のしくみ.svg|thumb|900px|光合成のしくみ<br />(※ くわしくは生物IIで説明する。)]]