「高等学校理科 生物基礎/細胞とエネルギー」の版間の差分

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光合成におけるATPの役割について加筆。
→‎ATP: アデノシン三リン酸の「さんりんさん」の読みを追記。東京書籍の検定教科書では、読み仮名を振っている。
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[[File:ADP模式図.svg|thumb|300px|ADP]]
 
細胞内でのエネルギーのやりとりには、仲立ちとして'''ATP'''( '''アデノシン三リン酸'''(あでのしん さんりんさん)、adenosine triphosphate)が用いられる。
ATPの構造は、'''ADP'''('''アデノシン二リン酸''')という物質に'''リン酸'''が結合した構造である。
ADPにリン酸を結合させる際、エネルギーが必要になる。結合によって合成されたATPは安定であり、エネルギーを蓄えることができる。そして異化によってATPのリン酸結合が切れてADPとリン酸に分解される際に、エネルギーを放出する。