「高等学校理科 生物基礎/体液」の版間の差分

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ヒトの成人の場合、体重の約60%は水分である。(※ 東京書籍の教科書で紹介。)
検定教科書で記述の見られない部分を除去。
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生物が、'''外部環境'''(external milieu)が変化しても、その'''内部環境'''(ないぶかんきょう、internal milieu)(別名:'''体内環境''')を一定に保とうとする働きを'''恒常性'''(こうじょうせい、homeostasis)('''ホメオスタシス''')という。
ヒトの体温が平常では37℃付近なのもホメオスタシスの一例である。恒常性には、温度、浸透圧、養分、酸素などを一定に保とうとする働きがある。
 
生物が体温を一定に保つ理由は、酵素の働きが温度によって異なるからである。
酵素は温度が約40℃のとき最もよく働き、低すぎると働きが鈍くなり、高すぎると酵素が破壊され全く働かなくなる。
 
体温を一定に保つために、暑いときは熱を逃がし、寒いときは熱を逃がさないようにしたり筋肉を震わせて熱を作ったりしている。
脳の間脳と呼ばれる部分が無意識に体温調節をしている。