「高等学校理科 生物基礎/細胞とエネルギー」の版間の差分

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→‎発酵: :※ アルコール発酵の二酸化炭素の生成がそれほど重要か? と思うかもしれないが、2017年センター試験『生物』の追試験に出題されている。
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なお、酸素の無い環境のことを「嫌気」(けんき)または「嫌気的」(けんきてき)などという。いっぽう、酸素のある環境のことを「好気」(こうき)または「好気的」という。(センター試験などに出題されている。)
 
「嫌気」という言い方を使うなら、アルコール発酵は、グルコースなどの有機物が嫌気的な条件のもとでアルコールに分解されることが発酵である、と言える。
 
乳酸菌については、乳酸発酵は嫌気の状況下でも好気の状況下でも行われる。(※ 乳酸菌の好気での行動がそれほど重要か? と思うかもしれないが、2017年センター試験『生物』の追試験に出題されている。)
 
:(※ 範囲外: )ネット上には、間違いとして、酸素があると死んでしまう菌のことを「嫌気的」な生物などと言ってる人もいるが、しかし、それは間違いである。酸素があると死んでしまう菌のことは、「偏性嫌気性」(へんせい けんきせい)という。いっぽう、酸素があっても生きられる菌であるが、酸素が無くても生きられる菌のことは「通性嫌気性」(つうせい けんきせい)という、