「モノポリー/戦略」の版間の差分

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* 大人数でのプレイの場合、交渉内容が自分にとって多少不利であっても取引をした方が結果的には有利なことがあります。取引に関わっていないプレイヤーにとって、取引によって独占が生じることは脅威になるからです。たとえば、4人でのゲームで、甲と乙が取引をすると双方ともに独占ができるとします。しかし、取引で甲が受け取る物件は、甲が乙に譲渡する物件より多少価値が低いとします。このとき甲は取引をするべきでしょうか?取引するべきでしょう。確かに取引直後は総資産の額面上は損をしていますが、独占を得ることにより、取引にかかわっていない残り2人のプレイヤーからより高額のレンタル料を得ることができます。このメリットは取引直後のデメリットを簡単に打ち消します。ゲームを進めるためには、特に理由が無い限り、積極的に取引をすることが重要です。誰も取引をしないと、ゲームが止まってしまうことがしばしばあります。
 
* カラーグループに家を建てる時、1つ目の家はまず各グループの最後のマスに建てるべきです。続いて2つ目の家はグループの最初のマスに建てて、最後に真ん中のマスに家を建てます。2軒目以降の家やホテルも同様です。ただし、カラーグループ内にチャンスカードの指示で移動する可能性があるマスが含まれていて、当該チャンスカードがまだ出ていない場合は、そのマスに優先的に家を建てるべきです。
この戦略に基づいて家を建てると、数学的な収入期待値が最大になることが多いですが、自分のカラーグループに他のプレイヤーが接近しているときはこの戦略にとらわれず臨機応変に対応することが必要です。
 
::ライトパープルのグループでの建て方の例:
 
{| border cellspacing=0 cellpadding=4 align=center
| 手順 || 1つ目の土地 || 2つ目の土地 || 3つ目の土地
|-
| 1 ||   ||   || 家
|-
| 2 || 家 ||   || 家
|-
| 3 || 家 || 家 || 家
|}
 
 
*とくにゲームの終盤においては、負けそうなプレイヤーが反撃に出て、勝ちそうなプレイヤーを逆に打ち負かしてしまうことが起こるので、積極的に交渉に参加する必要があります。たとえば、レンタル料を交渉なしに払うことが出来なくなったプレイヤーがいたとします。このような状況に陥ったプレイヤーは、どのみちあと数ターンで破産するのだから、と勝利をあきらめて、所有する物件を比較的安い価格で債権者(レンタル料を受け取るべきプレイヤー)以外の誰かに売却してしまうことがあります。すると、物件を入手したプレイヤーは独占が出来た場合は有利な立場になり、時に元々の債権者を打ち負かしてしまうこともあります。