「高等学校日本史B/律令国家への道」の版間の差分

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[[画像:Fuhon-sen.JPG|thumb|180px|right|富本銭(複製品)。 天武天皇のころに作られた日本で最初の銅の貨幣。]]
[[File:Tomimotosen Tobishimaike end of 7th century copper and antimony.jpg|thumb|180px|right|富本銭(ふほんせん)。(複製品)]]
671年に天智天皇が死去すると、672年に大王位をめぐって天智天皇の弟の'''大海人皇子'''(おおあまのおうじ)と、 近江朝廷を率いていた天智天皇の子の'''大友皇子'''(おおとものおうじ)が争った。この'''壬申の乱'''(じんしんのらん)は、大海人皇子が勝利し、敗れた大友皇子は自害した。大海人皇子は飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらのみや)に移り、天武天皇(てんむてんのう)として即位した。天武天皇は684年に天皇を中心とした新しい身分制度である'''八色の姓'''(やくさのかばね)を制定し、豪族の身分を再編した。この時代に、日本初の貨幣である'''富本銭'''(ふほんせん)が発行されたとされる
 
「倭国」に代わる「日本国」という国号や、「大王」に代わる「天皇」という称号は、このころ使われ始めたという説が有力である。