「高等学校化学II/医薬品の化学」の版間の差分

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== 化学療法薬 ==
=== サルファ剤 ===
1939年にドイツのドーマクが、アゾ染料の一種のロントジルに、細菌の増殖を阻害する作用があることを見つけた。
 
のちに、ロントジルから生じるスルファニルアミド [[File:スルファニルアミド.svg|200px|]] に、細菌の増殖をおさえる作用があることが分かった。これは、細菌が発育に必要な葉酸を合成するさいの酵素を阻害するからである。
 
細菌はp-アミノ安息香酸 [[File:P-aminobenzoic acid.svg|Pアミノ安息香酸|200px|]]から葉酸を合成しているが、スルファニルアミドはp-アミノ安息香酸に似た構造を持ってるため、酵素を阻害する。