「中学校美術/美術1」の版間の差分

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なお、テレビ番組などで放映されるアニメ作品なみの質のアニメを作るためには、とても多くの資金と時間と人手がかかり、とてもじゃないが、中学生には制作できない。
 
※ ちなみに、テレビアニメなどのアニメの絵をつくっている会社は、アニメ会社と呼ばれる種類の会社である。べつにテレビ局の社員が絵を書いているわけではないので、勘違いしないように。
 
商品アニメでなく、数秒程度の練習用のアニメですら、一般の中学生・高校生には、とても負担が大きく制作は無理である。なので、実習などでアニメを作ろうとするのは、一般の中学生・高校生は、あきらめたほうが良い。
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* 命(アニマ)を書くからアニメーション
アニメーションの中でも、生き物を書くのが、とても難しい。
そもそも「アニメーション」の語源は「アニマ(生命)を与える」という意味である。
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* 打ち合わせ
[[ファイル:Mostra story 12.jpg|thumb|(おそらくプロの映像作家の)絵コンテの例。中学生のパラパラ漫画では、ここまで描きこまなくても良いだろう。]]
もし美術の授業で、(数秒程度の)アニメ作品を作る場合は、たとえ数秒程度の動画でも、アニメは作画枚数がとても多いので、作品を作る前に、絵コンテなどで全体の構想をまとめて、教員などに報告する必要があるだろう。
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* カメラワーク
また、カメラワークを意識して描く。
 
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* 結論
このように、アニメの制作は、ちょっとした動画の制作ですら、とても大変なので、中学校では制作しないほうが良い、せいぜい、鑑賞などに留めておいたほうが良いだろう。
 
 
== マンガ ==
[[ファイル:Dealing with bullies lineart.jpg|thumb|250px|効果線の例]]
マンガの技法はいろいろとあるが、中学美術で紹介される技法として、効果線(こうかせん)がある。
 
効果線とは、スピード感や存在感などを表現するために、何本も引く線である。
 
 
* 道具
[[画像:Screen tone example.svg|thumb|3種類のスクリーントーン<br>図のようにスクリーントーンを重ねることにより、新たな模様をつくることもできる。]]
[[File:Manga screentone.svg|thumb|スクリーントーンを使ったマンガ表現の例。髪、目、首の影にアミトーンが使われている。]]
 
近年のマンガは、コンピュータでも描ける。
 
だが、むかしは万年筆またはマンガ専用のペンを使って、原稿用紙に描いていた。現代では、マンガ専用の原稿用紙がある。インクは、マンガ専用のインクがある。
 
いきなり万年筆で描くのではなく、鉛筆で下書きをするのが一般的である。
 
使う鉛筆は、普通の鉛筆でも下書きができる。消しゴムも、普通の消しゴムでも良い。(デッサン用の ネリ消し ではない)
 
 
スクリーントーンという道具があり、規則的な模様が書かれており、これで質感などを表現できる。
 
 
* デフォルメ
[[File:Wikipe-tan full length.png|200px|thumb|left|デフォルメされたキャラクター]]
 
アニメやマンガでは、キャラクターの絵を、目を大きく書いたり、実在の人間の形とは異なった形で書くことが多い。
 
 
 
このように、実物とは違った形でキャラクターなどを描く事をデフォルメという。
 
 
よくあるデフォルメの手法として、目を大きく書くことと、鼻を省略したり、あるいは少ない線で鼻を描くことが、多い。
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== 古代美術 ==
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