「中学校国語 古文/平家物語」の版間の差分

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→‎作品解説: * 備考 那須与一は、歴史上は実在しなかった、架空の人物の可能性がある。そのため読者は、中学高校の歴史教科書では、那須与一を実在人物としては習わないだろう。
勧進帳(かんじんちょう)
309 行
* 備考
那須与一は、歴史上は実在しなかった、架空の人物の可能性がある。そのため読者は、中学高校の歴史教科書では、那須与一を実在人物としては習わないだろう。
 
== ※ 入試範囲外? ==
* 勧進帳(かんじんちょう)
[[Image:Kōshirō Matsumoto VII as Benkei.jpg|thumb|200px|歌舞伎の勧進帳での弁慶]]
 
中世の出来事を元ネタとする『平家物語』などの古典は、後世の人気も高く、江戸時代には歌舞伎などの元ネタにもなった。
 
勧進帳は、源頼朝(みなもとの よりとも)と対立して命を狙われることになった弟・源義経(みなもとの よしつね)が、逃げるために身分を隠して、従者の弁慶(じゅうしゃ)などと一緒に、北陸を経由して東北に落ちのびようとする際の物語である。(義経一行は、もともと、平家との戦いのため西日本にいて、平家滅亡後はしばらく京都にとどまっていた。)
 
 
落ちのびる途中、関所で、義経の正体がバレそうになるが、従者の弁慶(べんけい)は、義経を太い棒で思いっきり何度も叩いて叱ることにより、関所の役人に「まさか従者が主君を叩くわけがない」と思わせようとする。
 
関所の役人は、義経であることに本当は気づいているものの、主君思いの弁慶の努力に感心し、気づかなかったことにして、見逃す。
 
 
[[Category:中学校国語|こふん へいけものかたり]]