「ドイツ語/アルファベットと発音」の版間の差分

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==文字==
ドイツ語では、 A a から Z z までの26字のほかにアー・ウムラウト (Ä ä), オー・ウムラウト (Ö ö), ウー・ウムラウト (Ü ü), エスツェット (ß) の4文字を用いる。
 
ウムラウトは変音記号を母音字の上につけたものである。タイプライターなどでは、それぞれの母音字に e を続けて書いたもの (Ä → Ae, ö → oe, ...) で代用してもよい。
 
エスツェット (ß) は名のとおりエス (s) とツェット (z) の合字である。エスツェットは語頭に立たず大文字を持たなかったが、2017年からは ẞ が正式な大文字に採用され、すべての文字を大文字表記する際などに用られる。タイプライターなどでエスツェットがない場合は、エスを二つ並べた ss を書くことで代用する。またスイスではエスツェットを用いず ss と綴る。
 
かつては独特のドイツ文字(フラクトゥール)が使われたが、20世紀に入りラテン文字(英語などで使われるアルファベットと同一)が使われるようになった。しかし現代でも、古い書物の復刻などでは、ドイツ文字の使われる書籍がある。ドイツ文字では 𝔰 (s、語尾に用いる)と ſ (語尾以外)を使い分けし、またエスツェットのほかにも合字([[:en:c:Fraktur#Ligatures]]参照)がある。
 
===母音===