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===島弧-海溝系の地形===
[[image:Tectonic plates (empty).pngsvg|thumb|300px|プレートの分布]]
海洋プレートが沈み込むところでは、海溝ができ、火山活動も盛んで、島弧が発達する。この付近では、地震や、地殻の変動も盛んである。このようなところを'''島弧-海溝系'''といい、日本列島もこの1つである。
島弧-海溝系の火山は、海溝から100~300km以上離れている。火山分布の海溝側の限界線を'''火山前線'''といい、海溝とほぼ平行している。プレートの沈み込みによる強い圧力のため、隆起し、地底でマグマができて、大山脈ができる。南アメリカの[[w:アンデス山脈|アンデス山脈]]は、このように形成された。インド大陸も、プレートの動きによって、[[w:ユーラシア大陸|ユーラシア大陸]]と衝突、[[w:ヒマラヤ山脈|ヒマラヤ山脈]]ができた。ヒマラヤ山脈では、数千メートルの高地から[[w:アンモナイト|アンモナイト]]などの化石が発見される。インドは、現在もユーラシア大陸を押し続け、ヒマラヤ山脈は隆起を続けている。