「中学校技術/マルチメディア関係の技術」の版間の差分

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:※ パソコン用マイクですら種類はいろいろとあり、「コンデンサマイク」または「ダイナミックマイク」とか、いろいろマイクの種類がある。さらに「USB接続」または「3.5mmステレオミニプラグ」とか、あるいは「指向性」の有無とか、いろいろな要因があるが、中学高校レベルを大幅に超えるので説明を省略。これらの用語が分からないなら、使用すべきマイクは当面のあいだ、家電量販店で購入できるような、普通のパソコン用の録音マイクを買うのが良いだろう。けっして、通販とか専門店とかで、高いマイクは買わないほうが安全である。
 
:※ なお、工業高校の科目『電子技術』の教科書を読むと、コンデンサマイクなどの仕組みが大まかに書いてある。よく、子供むけの技術書などに書いてあるマイクの仕組みで、「振動板に取り付けたコイルが一緒に振動することで起電力が発生するのを利用して、・・・」というのはダイナッミクマイクの仕組みである。ダイナミックマイクとは、磁石の近くにあるコイルが振動することにより、コイルに発生する起電力を読み取ることで、音を検出している。(なお、ラジオ局などで使われる「リボンマイク」というのも、磁界のなかにある金属部品のとりついたリボンを音で振動させることで検出している(※ 参考文献: 工業高校の教科書『電子技術』、実教出版)。)
 
いっぽう、コンデンサマイクには、振動板に(コイルではなく)コンデンサの電極の(2枚あるうちの)片方1枚だけが取り付けられているので「コンデンサマイク」という。コンデンサの電極の片方が振動することにより、コンデンサの電気容量も振動するので、それを音の検出に利用している仕組みである。