「高校化学 金属と合金」の版間の差分

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応用は、すでに磁気記録用ヘッドとして、(コバルトなどを含む)アモルファス合金が応用されている。
 
:{{コラム|(※ 範囲外:) アモルファス合金と高周波電流|
:上述のほかの用途として、アモルファス合金に高周波電流を流した状態では、磁気が加わるとインピーダンス(電気抵抗値)が大幅に変化するので、この現象をもちいて金属探知機や地磁気センサーなどに応用されている。(※ 参考文献: : 工業高校の『電子技術』科目の教科書、実教出版)
:なお、そもそも高周波電流をどうやって作るかは参考文献(『電子技術』教科書)に説明が無い。高周波電流のつくりかたの一例として、まず半導体などでギザギザの波形をした(直流でない)パルス状の電流をつくり、そのパルス電流をコイル・コンデンサなどで作ったフィルタ回路に流せば、高周波の電流を取り出せる。(なぜパルス波形に高周波成分が含まれているかの理由は、知りたければ大学レベルの数学で「フーリエ級数」を勉強せよ。)
 
:なお、電子レンジの無線高周波はマグネトロンという装置で作っているが、あれは、けっして「有線」の「電流」ではなく、マグネトロンの高周波は「無線」の「電波」なので、混同しないように。
:これとは別に、パソコンのCPUなどの高周波電流は、水晶振動子やセラミック振動子などで作られている。
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また、鉄系のアモルファス合金が、耐腐食性の必要な環境で用いられる場合もあるという。