「学習方法/大学受験5教科全般」の版間の差分

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しかし、古文単語は、英単語と比べれば覚えるべき単語はとても少ないですので、受験生は高校古文の単語集にある全部の単語を練習するのが良いでしょう。
 
古典のストーリーの勉強については、古典は作品数が有限ではありますが、かなり大きな有限ですので、入試において初見の文章を読む覚悟はしておかなくてはいけません。とはいえ大学入試では、そのようなマニアックな作品の読解問題については、当然高校生でも解ける問題を出すわけで、つまり高校レベルの単語知識・文法知識などでも読解できる部分しか出題しないので、受験勉強では単語練習・文法練習もしましょう。
 
とはいえ、よく入試に出る定番の作品もあります。そういう定番作品だけなら作品数が少ないので、長編小説の『源氏物語』以外ならストーリーをほとんど覚えてしまうという事も可能です。定番作品は、たとえば『竹取物語』『平家物語』『徒然草』のように中学で習う作品、あるいは『土佐日記』のように高校1年くらいでも習う作品は定番です。また、高校2〜3年で習う「古典B」などの古文・漢文の科目でも、どこの検定教科書にも掲載されやすい定番作品というのがあり、そういう定番作品が標準的〜やや難レベルの参考書や受験用の口語訳集に紹介されていますので、余裕があったら定番作品のストーリーは口語訳集などで覚えてしまいましょう。