「高等学校世界史探究/南アジアの古代文明」の版間の差分

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前1000年ごろ、アーリア人は、ガンジス川に進出する。また、同じく前1000年ごろ、青銅器から鉄器文明へと変わる。
 
この前1000年ごろから、支配者たちは身分制度を作り、神官の'''バラモン'''と呼ばれる階級を頂点とする身分制度を作った。この身分制度が、のちにインドの伝統的な身分制度のカーストにつながる。(※ 後世に、いわゆる「バラモン教」といわれるのは、このころの風習など。近代のイギリス人が「バラモン教」(Brahmanism ブラフマニズム)と名づけた。バラモンとは漢語に訳された際の「婆羅門」の日本式の音読で、サンスクリット語での正確な発音はブラフミン。古代インドの神ブラフマンとは異なるので、混同しないように。)
 
身分には、バラモン(神官、Brahmana)、'''クシャトリア'''(王族や武人、kshatriya)、'''ヴァイシャ'''(農民や商人などの平民、vaishya)、'''シュードラ'''(奴隷、shudra)の身分があった。