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シャープ系終了
F-dur
19 行
[[Image:GABCDEFG.png|トからはじまる音階]]
 
これは長音階になりませんね。第6音(右から3番目)と第7音(右から2番目)の間は全音でなければいけないのに半音となっており、狭すぎます。一方、第7音と上の第1音(いちばん右)の間は半音でなければ行けないのに全音となっており、広すぎます。ですから、6-7を半音広げ、7-(上の)1を半音狭める必要があります。そのためには、第7音を上の第1音に半音近づけるため半音上げなければなりません。第7音を半音上げることによって、長音階になります。
 
[[Image:G major scale.png|ト長調音階]]
88 行
 
このように、嬰ハ (C♯) から始まる長音階に基づく調、すなわち[[w:嬰ハ長調|嬰ハ長調]]では、ヘ (F) ハ (C) ト (G) ニ (D) イ (A) ホ (E) に加えてロ (B) にも♯が付き、これですべての音に♯が付きました。
 
===ヘ長調===
 
今度は最初のハ長調から[[wikt:完全5度|完全5度]]下へ見ていきましょう。ハ (C) の[[wikt:完全5度|完全5度]]下([[wikt:完全4度|完全4度]]上)の音はヘ (F) です。まず単純に並べてみます。
 
[[Image:FGABCDEF.png|ヘからはじまる音階]]
 
これは長音階になりませんね。第3音と第4音の間は半音でなければならないのに広すぎ、第4音と第5音の間は全音でなければならないのに狭すぎます。ですから、3-4を半音狭め、4-5を半音広げる必要があります。そのためには、第4音を第3音に半音近づけるために半音下げなければなりません。第4音を半音下げることによって、長音階になります。
 
[[Image:F major scale.png|ヘ長調音階]]
 
このように、ヘ (F) から始まる長音階に基づく調、すなわち[[w:ヘ長調|ヘ長調]]では、ロ (B) に♯が付きます。
 
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