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あと、こういった意見をはじめからトークページに投稿してはいけないのですか?--[[利用者:令和少年|令和少年]] ([[利用者・トーク:令和少年|トーク]]) 2019年7月4日 (木) 08:42 (UTC)
 
山吹色の英語は、golden yellowが正しい回答で、bright yellowでは間違えです。なぜなら、画像検索でbright yellowを調べてみたら、一般に、黄色に全く赤みがかっていない色(レモン色っぽい黄色)が出てきました。bright yellowの定義は、bright=鮮明、光輝性=これだと赤みの方に片寄った黄色を表す修飾語が全く無いので、bright yellowは、定義的に黄色に全く赤みがかっていないので、一般にレモン色みたいな黄色になり、黄色系統の中でレモン色と混同されるかと思い、黄色と区別が全く付かず、山吹色に近くない色になってしまい、精確さを欠く可能性が高いため、色として正しくマッチしなかったからです。山吹色とは「やや赤みがかった黄色。橙色と黄色の中間色。黄金色に見える黄色。」のことです。絵の具やねん土の混色では、黄色と橙色を混ぜた色です。
 
濃い黄色と書くと、濃い=明度に関する修飾語が多く、黄色から明度をわずかに下げた色かと思われ、おかしいと思います。
 
golden yellowの定義は、goldは、色相ではやや赤みがかった黄色に当たるので、golden yellowも赤みの方に片寄った黄色(橙色と黄色の中間色)になるからです。画像検索でgolden yellowを調べたら、橙色と黄色の中間色(山吹色と同じ色)になっていました。ちなみに「JIS慣用色名」では、山吹色は10YR(0Y) 7.5/13(鮮やかな赤みの黄=vv-rY)。赤みの黄とは、「黄色が多く、赤が少ない」という意味で、橙色と黄色の中間ぐらいの色相のことです。マンセル表色系では7YR~2Y未満。ゴールデンイエローは7.5YR 7/10(強い赤みの黄=st-rY)(色相では山吹色よりやや橙寄りで、黄色との区別が更にはっきりしている。山吹色に近い)です。ですのでこれ全体がわかれば、「山吹色の英語は、golden yellowが正しいです。bright yellowではありません。」ということがお分かりになるはずです。
 
でも、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語が、ほとんどbright yellowになってて、golden yellowがあまりヒットしません。同じように、全ての和英辞典でも、山吹色の英語は、bright yellowが中心に使われているのが圧倒的に多く、golden yellowが少ししかヒットしないので、明らかに異常があるようです。
 
書籍の和英辞典では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「ライトハウス和英辞典」「スーパーアンカー和英辞典」「ルミナス和英辞典」では、「bright yellow,gold」。
「デイリーコンサイス和英辞典」「フェイバリット和英辞典」「アドバンストフェイバリット和英辞典」「パーソナル和英辞典」「ウィズダム和英辞典」「サンライズクエスト和英辞典」「エクシード和英辞典」「カラーパックス和英辞典」では、「bright yellow」のみ。
「プログレッシブ和英中辞典」「ジーニアス和英辞典 第3版」「ラーナーズプログレッシブ和英辞典」「新クラウン和英辞典」「新和英大辞典」「新和英中辞典」「旺文社和英中辞典」「ニュープロシード和英辞典」では、bright[golden]yellow。
「オーレックス和英辞典」では、「golden yellow」のみ。
「bright[golden]yellow」とは、「bright yellowとgolden yellow」の2種類の略です。
 
ここで初めて出てきたのは「gold」で、goldだけだと、山吹色に金属光沢を合わせた色で、yellow が付いていないので、反射によって色の鮮やかさが異なり、マンセル表色系では表現できず、山吹色やゴールデンイエローと比較すると少しでもくすんだ色(黄土色)になってしまいます。
 
インターネットの内蔵和英辞典では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「Weblio辞書」では、「golden yellow,bright yellow」。ネーミング辞典では「bright yellow,golden yellow,marigold」。「実用・現代用語和英辞典(なおす前)」では「bright yellow」のみ。「英辞郎 on the WEB」では、「bright yellow」と「gold」。「WEBSARU和英辞書」「bab.la辞書」「Linguee辞書」では「bright golden yellow」。「Wordreference和英辞書」には未対応。
 
ここでもう1つ出てきたのは「bright golden yellow」で、意味は、「bright[golden]yellow」とは異なり、単にgolden yellowにbrightを付けたという意味で、golden yellowと同様、これも山吹色に当てはまりますが、長すぎて分かりにくく、ヒットがあまり無い気がします。また、「bright golden yellow」は、書籍の和英辞典には全くヒットしませんでした。golden yellowだと分かりやすくなり、書籍の和英辞典や画像検索、色名一覧やJIS慣用色名、一部の英和辞典などにもよくヒットします。英和辞典では、例として、リーダーズ英和辞典にgolden yellowの見出しがあり、その日本語訳は「明るい黄色,鮮黄色;黄橙色,やまぶき色」と書かれてありました。
 
翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「Weblio翻訳」「Infoseekマルチ翻訳」では、bright golden yellow。
「Google翻訳」では、yamabuki color,bright yellow。
「Bing翻訳」「Excite翻訳」「フレッシュアイ翻訳」「Naver Papago翻訳」「みらい翻訳」ではbright yellow(ただし、「Naver Papago翻訳」や「みらい翻訳」では文章にするとgolden yellowになる場合もある。つまり、「bright[golden]yellow」と同じ)。
Baidu翻訳(百度翻訳)では、golden yellow,bright yellow,bright golden yellow、yellowの4種類に切替可。
 
また、色鉛筆・クーピー・絵の具では、山吹色の英語は「chrome yellow」です。JIS慣用色名では3Y 8/12(明るい黄=lt-Y)で、3Y=赤みの黄の範囲から外れていて、黄色に近いです(マンセル表色系における黄は2Y〜6Y未満)。chrome yellowの日本語訳は「黄鉛」。またchrome yellowは本物だと耐候性が悪く、変色しやすいので、山吹色の英語に当てはまらないような気がします。
 
色見本をまとめてみますと、こうなります。
*山吹色…<span style="color:#FFBF00">●</span>
 
*bright yellow…<span style="color:#FFFA0F">●</span>
 
*golden yellow(画像検索の場合)…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*golden yellow(JIS慣用色名)…<span style="color:#F6AE54">●</span>
 
*bright golden yellow…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*chrome yellow…<span style="color:#FFD200">●</span>
 
*yellow…<span style="color:#FFEA00">●</span>
 
*黄橙…<span style="color:#FCAF17">●</span>
 
前に述べたように、書籍の和英辞典全体では、山吹色の英語は、多くの場合、一位は「bright yellowのみ」、二位は「bright[golden]yellow」、三位は「bright yellow,gold」で、つまり、bright yellowが中心に使われているのが圧倒的に多かったです。同じように、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語はほとんどが「bright yellow」で、「golden yellow」があまりヒットしません。結局、統一されていないのが問題なので、「山吹色」という解釈は曖昧さ回避ができず、なんとなく混乱してしまいます。もしできれば、全ての和英辞典や全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]、色鉛筆、クーピー、絵の具などで、山吹色の英語をgolden yellowに訂正し(他の言語も同様)、bright yellowを廃止していただけませんか?(もし訂正しきれないなら、誤解を無くすには、やや赤みがかった黄色の色名は山吹色とはいわずにゴールデンイエローという呼び方でなければならないほうが無難という気がします。つまり、この色は正確には山吹色ではなく「ゴールデンイエロー(旧・山吹色)」かもしれません。更には山吹色が国語辞典や和英辞典、JIS慣用色名などから消えてしまいます。わかって下さい。)