「中学校保健体育/呼吸器・循環器の発育・発達」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
誤字修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
取り消し
タグ: 取り消し
56 行
 
{{clear}}
 
=== 循環器の発育・発達 ===
[[File:日本人の心拍数の年齢による変化svg.svg|thumb|300px|日本人の心拍数の年齢による変化。]]
[[画像:Diagram of the human heart (cropped) ja.svg|thumb|left|320px|図1.ヒトの心臓(しんぞう)。<br />血液の流れは、白い矢印で、かかれている。]]
[[ファイル:Grafik blutkreislauf.jpg|thumb|right|動脈は赤、静脈は青で表現されている。]]
<big>循環器</big>(じゅんかんき)とは、心臓(しんぞう)や血管などである。
<big>心臓</big>の役割は、血液を全身に送り出して、血液を循環させることである。
 
心臓は、血液を循環させることで、さまざまな物を運んでいる。
 
:酸素を全身に運ぶのは、心臓の役目です。
:全身の細胞から出された二酸化炭素を運ぶのは、心臓の役目です。
:栄養を全身の細胞へと運ぶのは、心臓の役目です。
など。
 
心臓は、定期的に収縮をくりかえすことで、血液を送り出している。心臓の一回の収縮で送り出される血液の量を<big>'''拍出量'''</big>(はくしゅつりょう)と言う。
 
心臓が1分間あたりに、収縮する回数を'''心拍数'''(しんぱくすう)と言います。
 
 
心臓が発育・発達すると、拍出量が増えるので、心拍数は少なくなります。中学生の心拍数は、男女ともほぼ同じで、だいたい75拍/分です。
 
小学生の心拍数は、10才で80〜85拍/分と、もっと多いです。
中学生は、小学生よりも心臓が発育しています。
 
10代の後半から20代の前半が、男女ともに、もっとも心臓が発達しています。
 
たとえば男の場合、10代後半〜20代前半の時期の心拍数は、だいたい71拍/分です。
それ以降は、心臓の働きが、やや弱まり、30才ごろになると落ち着きます。男の場合、30才の心拍数は、だいたい73拍/分です。40才男もだいたい73拍/分であり、50才男もだいたい73拍/分であり、30才以降は年をとっても、ほとんど心拍数が変わらなくなります。
 
女の場合、25才ぐらいに心臓の働きが落ち着き心拍数が75拍/分ぐらいになり、以降は年をとっても、ほとんど心拍数が変わらなくなります。
 
 
心臓から送りだされる血液が流れている血管を動脈(どうみゃく)と言います。全身から心臓へと向かう血液が流れている血管を静脈(じょうみゃく)と言います。
:(※ 画像が足りません。中学生への説明用に単純化した動脈と静脈の説明画像が、ありません。学校教科書などを見るか、外部サイトで画像を探して下さい。)
 
== 運動と呼吸器・循環器 ==