「高等学校日本史B/律令国家への道」の版間の差分
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== 国際情勢 ==
7世紀半ばになると、朝鮮半島で戦乱が起こる。新羅(しんら、しらぎ、シルラ)が唐(とう)と連合して、百済(ひゃくさい、くだら、ペクチェ)を侵攻し、660年に百済は滅亡した。
倭国(わこく)は百済と親交があり、百済滅亡により倭国は朝鮮半島での影響力を失った。倭国のヤマト政権は百済
白村江の敗戦を受けて中大兄皇子は、唐と新羅の倭国への直接攻撃に備えるため、九州の防備を強化する。九州北部に九州防衛のための兵士である'''防人'''(さきもり)を置き、'''水城'''(みずき)という水の満たされた濠(ほり)を持った土塁が築かれた防御地点を各地に築かせた。
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