「高等学校日本史B/国風文化」の版間の差分

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:(※ 清水書院、東京書籍の教科書では、記述が見られない。)
 
この時代の貴族は、男子は12〜15歳くらいで'''元服'''げんぶく、げんぷく)という儀式を経ることで成人と見なされていた。元服は加冠(かかん)や初冠(ういこうぶり)等といいおよそ数え年で12から16歳の時に行われる(時代や階級で前後する)。また、貴族の女子の場合 裳着の式(もぎのしき という儀式あげ、行うことで成人したものなっされた。成人ととも元服伴って、貴族男子は官職を得て、朝廷に仕えた。元服とは、大人あつかいされること
 
 
 
また、この時代、宮中で、元旦や ひな祭りや 七夕節会たなばたせちえ 新嘗祭(にいなめさい)などの'''年中行事'''が発達した。新嘗祭や大祓(おおはらえ)などの神事も、この平安時代の年中行事に含まれる。
 
* 服装
貴族の正装は、男性は束帯(そくたい)だが、普段着では、より簡素な構造の水干(すいかん)が着られた。
 
男性貴族の正装は束帯(そくたい)だが、普段着として、束帯を簡素化した直衣(のうし)や、簡単な構造で動きやすい狩衣(かりぎぬ)や布衣(ほい)などの衣服も着用された。
庶民の男性も、晴れ着(はれぎ)として水干(すいかん)を着ることもあった。
 
庶民の男性も、晴れ着(はれぎ)として水干(すいかん)などを着ることもあった。
 
なお、女性の正装は、女房装束(にょうぼうしょうぞく)である(いわゆる十二単(じゅうに ひとえ) )。