「小学校国語/5学年」の版間の差分

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Angol Mois (トーク | 投稿記録)
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== 和語・漢語・外来語 ==
 
 
漢語(かんご)とは、「生物」(せいぶつ)、と読んだりする場合の「」
 
 
 
むかしの中国(中華人民共和国)から日本につたわってきた言葉がもとになった言葉のことです。
 
:※ 広島県とか岡山県などの「中国地方」ではない。
 
 
 
外来語(がいらいご)とは、外国から、つたわってきた言葉のことです。
 
日本人にとっての「外来語」とは、つまり、日本以外の国からつたわってきた言葉のことです。
 
 
日本人でない外国人にとっては、日本語こそが外来語になります。しかし、この「国語」という教科は、日本語を教えるための教科ですので、とくにことわりのないかぎり、「外来語」といったら、ふつうは日本人にとっての外来語のこと、つまり日本語いがいの国の言葉(たとえば英語など)のことをいいます。
 
 
 
たとえば、「サッカー」、「ボール」、「ダンス」、「ペン」、「パン」、「リュックサック」などが外来語です。
 
 
外来語の発音をなるべく正確に書くために「ティ」や「フォ」などのように、小学校の1~2年では教わらなかったかもしれない書き方をする場合も、よくあります。
 
たとえば、
:「パーティ」や「スパゲティ」、
:「フォーク」
:「トロフィー」
などです。
 
また、外国人の名前の発音を日本語であらわすために、たとえば「アンディー」とか「ジェームズ」とか「ミケランジェロ」みたいに、「ディ」とか「ジェ」とかの言葉がカタカナで使われることもあります。
 
 
ただし、むかしの中国や朝鮮(ちょうせん)からつたわってきた言葉の多くは、日本の古い書物などにも多く書かれたいたりするので、外来語との見分けがむずかしいなどの理由もあるので、むかしの中国や朝鮮からつたわってきた言葉については「外来語」とはいわない場合もあります。
 
 
たとえば、よく「コマまわし」などでいう「コマ」という言葉は、朝鮮半島からつたわってきた言葉だろうと考えれています。
 
 
 
ややこしいのは、「ギョーザ」・「シューマイ」などの、漢字でなくカタカナで書かれた、中国に由来する中華料理などの言葉を、どう考えるかです。
 
日本の小学校教育では、「ギョーザ」や「シューマイ」などは外来語であると、しています。
 
 
 
 
 
== 外来語ではない言葉のカタカナ表記 ==
たとえば、理科の書物などを読むと、よく「カエル」とか「イヌ」(犬)とか「バッタ」、「ウサギ」とかのように、または「アサガオ」(朝顔)や「ヘチマ」などのように、動物や植物などの名前がカタカナで書かれている場合がよくあります。
 
:※ 子供むけの本だけでなく、大人むけの本でも、「カエル」などのようにカタカナ表記をする場合もよくあります。
 
このように、カタカナで書かれていても、外来語ではない場合もあります。
 
 
 
== 万葉がな ==