「中学数学1年 方程式」の版間の差分

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方程式のこたえをみちびく前に、等式の性質について習得しておこう。
 
まず、以下の式が成り立つとする。ここで''x''A''y''Bは「どんな数でもよいからとりあえず何らかの数」を表す。
:<math>A=B</math>
このとき、"="で結ばれた式を'''等式'''(とうしき、英:equality)といい、その両側にある部分を、それぞれ'''辺'''という。
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|style="background:skyblue"|'''等式の性質'''
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|style="padding:5px"|   x=y<math>A=B</math> のとき、次の性質が成り立つ。
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|style="padding:5px"|1. 等式の両方の辺(両辺)に同じ数を加えても、等式は成り立つ。  x+c = y+c:<math>A+C=B+C</math>
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|style="padding:5px"|2. 等式の両辺から同じ数を引いても、等式は成り立つ。      x-c = y-c:<math>A-C=B-C</math>
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|style="padding:5px"|3. 等式の両辺に同じ数を掛けても、等式は成り立つ。       x-c = y-c:<math>AC=BC</math>
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|style="padding:5px"|4. 等式の両辺を同じ数で割っても、等式は成り立つ(ただし、割る数が0の場合を除く)。<br>
                               <math>\frac{xA}{cC} = \frac{yB}{cC}</math>   (ただし <math> cC \ne 0 </math>)
|}
 
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実際に ''x''と''y''に何らかの値を代入して、定数を四則演算してみよう。
-(代入とは計算をする時に、式中の文字に、ある特定の数字を入れ、計算をすること)
 
:''x''に6を代入する。