「中学校英語/3年」の版間の差分
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==== Our solar system / 我々の太陽系 ====
:Do you ever wonder about the things in the sky – the Sun, the Moon, the stars? People have been watching the sky for a long time, trying to figure out what is out there. We keep coming up with new ways to learn more about outer space.
:あなたはこれまでに空にあるもの、例えば太陽、月、星について考えたことがあるだろうか? 人々は長いこと空を見上げて、そこに何があるか知ろうとしてきた。我々は(地球の外の)宇宙についてより知るための、新しい方法を探し続けてきたのである。
:''keep -ing''は〈〜をし続ける〉という意味の表現である。ここで、keepに対する目的語として不定詞の名詞的用法を用いることは出来ず必ず動名詞を用いなくてはいけない。▼
Planets are big balls of rock or gas that move around stars. We live on one we call the Earth, which moves around a star we call the Sun. There are at least seven other planets moving around the Sun and a lot of other smaller things as well. All these things together are called a system. The Latin word for the Sun is Sol, so we call this system the Solar System.▼
▲:Planets are big balls of rock or gas that move around stars. We live on one we call the Earth, which moves around a star we call the Sun. There are at least seven other planets moving around the Sun and a lot of other smaller things as well. All these things together are called a system. The Latin word for the Sun is Sol, so we call this system the Solar System.
A long time ago, people didn't realize that all these things in the Solar System move around the Sun. They thought everything moved around the Earth, including the Sun. This seems sensible, because the Earth doesn't feel as if it's moving, does it?▼
▲:A long time ago, people didn't realize that all these things in the Solar System move around the Sun. They thought everything moved around the Earth, including the Sun. This seems sensible, because the Earth doesn't feel as if it's moving, does it?
惑星は恒星を周回する、岩やガスでできた大きな球である。我々は我々が地球と呼ぶ惑星の1つに住んでおり、地球は我々が太陽と呼ぶ星の周りを運動している。<!-- 関係代名詞whichの非制限用法 -->少なくとも他に7つの惑星が太陽を回っており他多くのより小さな天体も回っている。太陽の意味を表すラテン語は Sol であるので、我々はこれらの系を太陽系 (Solar system) と呼ぶ。▼
▲:惑星は恒星を周回する、岩やガスでできた大きな球である。我々は我々が地球と呼ぶ惑星の1つに住んでおり、地球は我々が太陽と呼ぶ星の周りを運動している。<!-- 関係代名詞whichの非制限用法 -->少なくとも他に7つの惑星が太陽を回っており他多くのより小さな天体も回っている。太陽の意味を表すラテン語は Sol であるので、我々はこれらの系を太陽系 (Solar system) と呼ぶ。
:大昔には、人々は太陽系内の天体が太陽を回っていることを知らなかった。彼らは太陽を含めすべてのものが地球の周りを回転していると考えていた。(我々は)<!-- 主語 we の省略と目的語the Earth の倒置?? -->地球が動いているように感じないので、これは自然なことではないだろうか。
''rock or gas that move ...''のthatは関係代名詞の'''that'''である。この部分の意味は「動いている石やガス」となり、that以下の表現はrockとgasの両方を修飾している。次の文では''on one we call the Earth''という表現があるが、ここにはoneの後に関係代名詞が省略されている。実際には関係代名詞のthatとwhichは省略される場合が多いのである。そのため、上の表現は、「我々が地球と呼んでいるあるもの(惑星)」の様になる。関係代名詞が省略できる条件については[[高等学校英語]]を参照。また、'''Earth'''は地球という意味の単語だが、この名詞は通常冠詞としてtheを伴う。これは地球が1つしかないことが知られているため、会話にでて来るEarthが常に特定されているものと考えられるからである。更に、この文では''the Earth, which moves''という様に文が続いている。ここで現われたwhichも関係代名詞であるが、特にEarthのような固有名詞を修飾するときには前の名詞と関係代名詞の間に 次の文で'''all'''はthingsを修飾する形容詞であるが、allは〈全ての〉という意味で修飾を受けた語は複数形となる。似た意味の語で'''every'''があるが、この語に修飾された名詞は単数形を用いなくてはならないので注意が必要である。'''together'''は〈全て合わせて、一緒に〉というような意味の副詞である。''are called''はcallの受動態である。callは目的語を2つ取ることが出来る動詞であるので、2つの目的語のどちらかを主語にして受動態を作ることになるが、ここでは間接目的語を主語にしている。<!-- 余談だが間接目的語を関接目的語と書いてしまいがちなので注意。 -->次の文では等位接続詞'''so'''が用いられている。soは接続詞として使われたときは〈だから〉という意味を表わす。話をつなげるのに便利であるため英語で話したり書いたりするときに多用されがちだが、soは原因と理由でつながれる関係でしか用いられないので、単に日本語でいう〈……て〉のように意味の並列に近い文の接続に用いることは出来ないことに、注意が必要である。次の文でrealizeはthinkと近い意味だが、〈発見する〉といった意味に用いられる。realizeは''realize that ...''の形でthat節を目的語として取る。この時には、〈(that節以下のことを)知った〉という様な意味になる。 <!--
>< 文中でincluding the Sunの部分はthat節の中にある分詞構文であり、
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??
-->
:次の文でseemはbe動詞と同じ使われ方をして、補語を取る動詞である。意味は〈〜に見える〉となる。'''sensible'''はやや難しい単語であるが、〈分別がある〉という意味である。似たつづりの語で'''sensitive'''は〈細かすぎる、敏感な〉などの意味であり、使いわけに注意が必要である。feelは〈感じる〉という意味の動詞である。よく使われる単語で不規則動詞であり、過去形はfeltである。また、''as if ...''は次に節を取って〈まるで……の様に〉という意味になる。この表現は実際にはそうでないものを節の内容として取ることがあり、そのときには節の中味は[[w:仮定法|仮定法]]の表現になる。ここでは、実際に地球が動いていることから仮定法を用いていないようである。仮定法は割合進んだ文法であるので、詳しくは[[高等学校英語]]を参照。最後のdoes it?は付加疑問文であり、itはthe Earthであり、doesはfeelに対応する。▼
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About 500 years ago, however, a man we call Copernicus suggested that all the planets moved around the Sun. Then, about 100 years later, a man called Galileo began looking at the sky with a new invention: the telescope. He showed that it was very likely that all the planets moved around the Sun. Soon, more and more people started using telescopes to study the sky. They began to learn how the planets and the other things in the Solar System moved.▼
▲:About 500 years ago, however, a man we call Copernicus suggested that all the planets moved around the Sun. Then, about 100 years later, a man called Galileo began looking at the sky with a new invention: the telescope. He showed that it was very likely that all the planets moved around the Sun. Soon, more and more people started using telescopes to study the sky. They began to learn how the planets and the other things in the Solar System moved.
しかし、500年前に我々が[[w:ニコラウス・コペルニクス|コペルニクス]]と呼ぶ男が全ての惑星は太陽を回っていることを提唱した。それからおよそ100年後、[[w:ガリレオ・ガリレイ|ガリレオ]]と呼ばれる男が望遠鏡という新発明を用いて空を観察し始めた。彼は、全ての惑星が太陽を回っていることが非常にありそうなことだということを示したのである。そのあとすぐに、次第に多くの人々が空を研究するために望遠鏡を使い始めた。彼らは太陽系内の惑星や他の物体がどのように動いているかを調べ始めたのである。▼
▲:しかし、500年前に我々が[[w:ニコラウス・コペルニクス|コペルニクス]]と呼ぶ男が全ての惑星は太陽を回っていることを提唱した。それからおよそ100年後、[[w:ガリレオ・ガリレイ|ガリレオ]]と呼ばれる男が望遠鏡という新発明を用いて空を観察し始めた。彼は、全ての惑星が太陽を回っていることが非常にありそうなことだということを示したのである。そのあとすぐに、次第に多くの人々が空を研究するために望遠鏡を使い始めた。彼らは太陽系内の惑星や他の物体がどのように動いているかを調べ始めたのである。
;語句
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:;[[:wikt:how|how]]:(adv) どのように
;解釈
次の文で'''show'''は、過去形showedを持つため、規則動詞と思われがちだが、過去分詞はshownが用いられるので、不規則動詞である。<!-- ただし、現在ではshowedも過去分詞と認められつつあるようである。が、実際のところはよくわからない。 -->showもthat節を目的語として取る動詞である。この文中で、''it was very likely that ...''という部分がある。この文のthat以下は実際にはitの部分に置かれる内容であり、この中味そのものがwasに対する主語である。しかし、この部分を主語にすると主部が非常に長くなり、おさまりが悪くなるという意味で、代わりにitが主語として用いられ、that節は後にまわされる。この時に用いられるitを形式主語という。形式主語は''It is -a- to -b-.''の文で既に用いられたが、ここでは不定詞の代わりではなく、that節の代わりに用いられている。that節の代わりの形式主語は、[[高等学校英語]]の範囲である。 <!--
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