「GNOMEフレームワーク」の版間の差分
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=== コード例 1 ===
簡単な例として、ウィンドウ内のタイトルバー下の任意の位置に、文字を表示してみましょう。
下記の例のように「◯◯_new」という命令で、何らかの特徴を持ったウィジェットの ひな形 を作れますので、そうして作ったウィジェットの ひな形 に必要な情報を代入していきます。
<syntaxhighlight lang="c">
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</syntaxhighlight>
解説
GtkWidget *window, *fixed, *label; // ウィジェットを格納するための変数を宣言
の window,fixed,label は3つとも全て、単なる変数名です。
なので、hensuu1,hensuu2,hensuu3とかにしても構いません。
ためしに、変数名をそれぞれ uindou, fikkusu, raberu にすると、次のようなコードになります。
;(※ 実際に動きます。CentOS7で確認ずみ)
<syntaxhighlight lang="c">
#include <gtk/gtk.h>
int main (int argc, char **argv){
gtk_init(&argc, &argv); // GTKの初期化
GtkWidget *uindou, *fikkusu, *raberu; // ウィジェットを格納するための変数を宣言
/* ウィンドウ、GtkFixedなど各種ウィジェットを作成 */
uindou = gtk_window_new(GTK_WINDOW_TOPLEVEL);
fikkusu = gtk_fixed_new();
raberu = gtk_label_new("Hello, world! kubetu"); // 最初のコードの実行結果と区別しやすくするため文字列「kubetu」を足した
/* GtkFixedをウィンドウにパック */
gtk_container_add(GTK_CONTAINER(uindou), fikkusu);
/* GtkFixed内の(10,20)にラベルを配置 */
gtk_fixed_put(GTK_FIXED(fikkusu), raberu, 10,20);
/* 表示することを設定 */
gtk_widget_show_all(uindou);
/* メインループ */
gtk_main();
return 0;
}
</syntaxhighlight>
さて、座標を指定して文字表示できるようにするには、
作成した文字列の代入は、 label ウィジェットで可能です。▼
:gtk_fixed_new 命令でgtk_fixed というという種類のウィジェット()を作成し、
:さらにそれをgtk_container_add() 命令でウィンドウに追加する必要があります。
そして最後に gtk_widget_show_all 命令で、表示したいウィンドウを指定することにより、そのウィンドウごと文字列などを表示するだけです。
=== コード例 2 ===
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