「小学校算数/6学年」の版間の差分

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小学生にとっては表現が難しい。
「物体」だと、ピンときにくいかもしれないので、動物の例に偏光。
92 行
==== 速さ ====
ここでは、特に[[w:速度]](そくど)についてくわしく考える。
例えば、ある人ライオン109秒間に、100m200mだけ走ったとする。また、ある自転車キリンは、106秒間に200m100mだけ走ったとする。このとき、物体2ライオン、ある同じ時1秒間に対して、物体1の2倍だけ動いていることがわかる。つまり、物体2およそ22.2m,キリンは、物体1秒間におりある時間あそ16.7m走っこと動く割合が大きいのである。このようにある時間あたりに動く割合をさすのが'''速さ'''である。[[w:速さ]]
速さは(たとえば)1秒あたりの速さを表すものですから、速さは<br>
速さ=道のり÷時間 <br>
119 行
なので、よって秒速15cmは、分速900cmです。
 
これらの表式を用いると、上で得た物体1は、
(問題文  例えば、ある物体1が10秒間に、100mだけ動いたとする。一方、もう1つの物体2は、10秒間に200mだけ動いたとする。)
 
:100 <math>\div</math> 10 [m/秒]
:= 10 [m/秒]
の速さで動いており、もう1つの物体2は、
:200 <math>\div</math> 10 [m/秒]
:= 20 [m/秒]
で動いている。速度を見ると、物体2は物体1より2倍だけ速く動いていることがわかる。
 
実際には、このときには物体が動く時間が統一されていたので、特に、[m/秒]という単位を導入しなくても、物体の速度を比較することが出来た。しかし、例えば、30秒間に450mだけ動く物体3と、物体1、2の速さを比べるときには、単位をそろえることが重要である。
 
<!--
もちろん、物体1、2は、30秒間にはそれぞれ
300,600[m]だけ動くので、敢えて[m/秒]という単位を
導入する必要は無いように思える。
 
実際には、今おこなったことは、それぞれの計測時間を30秒という単位に
そろえて速度を計算したのである。
 
 
つまり、このときには、物体1、2、3はそれぞれ
300[m/30秒]、600[m/30秒]、450[m/30秒]、
という新しい単位
:[m/30秒]
:メートル毎30秒
を導入したものと考えることが出来る。
 
このような単位を用いても取り立てて問題は無い。