「経済学基礎」の版間の差分
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ところで、名目GDPは、市場にある商品の価格に含まれる(製品1個あたりの)付加価値 Pとその個数の合計Yとの積 Σ PY に等しい。(wikibooks追記: 自動車の価格とポテトチップスの価格が違うように商品ごとに価格が違うので、厳密にはシグマ記号Σをつけるべきだろう。)
つまり、
:MV = GDP = Σ PY
計算を単純にするため、付加価値を製品価格に比例するとして、同じPで表してしまおう。(※ この仮定は、経済学教科書ではとられれてない非標準な仮定だが、しかしこの仮定でないと、後述するインフレとの関係性を、厳密には導出できない。 )
厳密ではないが、シグマ記号 Σ を省略して ▼
:※ 経済学者は、あまり数学が得意ではなく、たとえ数学的にオカシな計算法であっても、経済学教科書には掲載されてしまっているのである。しかし本wikibooksでは、数学的により正しい計算法に直して掲載する。
▲また、厳密ではないが、シグマ記号 Σ を省略して
:MV = PY
と、経済学教科書では書かれる。(なお、この形の公式を「数量方程式」(quantity equation) という。)
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