「経済学基礎」の版間の差分

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グラフを追加。クズネッツ型とケインズ型の両立の一例のグラフ。
シグマ記号をmathタグ使用の表記に
721 行
 
 
ところで、名目GDPは、市場にある商品の価格に含まれる(製品1個あたりの)付加価値 P(販売価格から原価をひいたもの)とその個数の合計Yとの積 Σ PY に等しい。(wikibooks追記: 自動車の価格とポテトチップスの価格が違うように商品ごとに価格が違うので、厳密にはシグマ記号Σをつけるべきだろう。)
 
なお、
:<math> \sum_{k=1} P_k Y_k = P_1 Y_1 + P_2 Y_2 + P_3 Y_3 + \cdots </math>
である。
 
つまり、
:MV = GDP = Σ<math> PY\sum_{k=1} P_k Y_k </math>
 
計算を単純にするため、付加価値を製品価格に比例するとして、同じPで表してしまおう。(※ この仮定は、経済学教科書ではとられれてない非標準な仮定だが、しかしこの仮定でないと、後述するインフレとの関係性を、厳密には導出できない。)