「簿記/総論/総説」の版間の差分

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説明が固すぎるし、予備知識が無いと読者には意味が分からない。なので、冒頭にとりあえず複式簿記の意義を大まかに追記。専門外だが、今の記述のままよりかはマシ。
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[[ファイル:Bookkeeping-Back of Check Stubs.png|thumb|単式簿記]]
 
 
== 複式簿記の意義 ==
さて、会計の分野では、たとえば、3億円の資金をもっている中小工場の会社がたとえば1億円の生産機械を購入すると、その企業の保有資金から普通は1億円が減ります。(話を単純化するため、分割払いを考えず、一括払いしたとする。)
 
さて、1億円が差し引かれたからといって、けっしてその企業の価値が1億円へったわけではなく、単に1億円が生産機械に形を変えただけです。
 
 
その機会で生産して商売をすれば、もしかしたら将来的に1億円以上の大きな売り上げ(たとえば10億円や100億円の売上)を出せるかもしれません。
 
なので、企業の価値を見る場合は、単にお金だけでなく、設備などの資産額の合計も見る必要があります。
 
このような見方のできる方式の簿記が、複式簿記(ふくしき ぼき)です。
 
先進国の大企業で採用されている簿記の手法は通常、複式簿記です。
 
いっぽう、単に資金の金額だけに注目する方式の簿記が、単式簿記です。日本政府などが政府の財政などとして発表する帳簿は、単式簿記です。
 
 
=== 簿記の意義 ===
簿記とは、事業の所有する財産や資本に生じた変動を、漏れなく記録計算整理して、その結果を明らかにする方法である。
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Euromoenterogsedler.jpg|貨幣
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=== 簿記の目的 ===
[[ファイル:CashRegister.svg|thumb|簿記の主目的は、財産及び資本の変動を秩序正しく記録計算すること。もって経営活動の成果と財政の現状を正しく知ることができる。]]