「経済学基礎」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
合成の誤謬
編集の要約なし
452 行
たとえば、実質利子率は、次のように引き算で定義される。
 
:実質利子率 = 名目の利子率 - 未来のインフレ率の予想値
 
 
利息のついた預金を引き出すのは未来なので、実質利子率の計算では、現在から引き出し時期のあいだの未来までのインフレ率を予想する必要がある。
この式なら、もし名目利子率が3%でインフレ率も3%なら、実質利子率は0%となるので、あたかも銀行に預けても利益がなさそうに誤解してしまう。
 
 
この式なら、もし名目利子率が3%で、未来のインフレ率の予想値も3%なら、実質利子率は0%となるので、あたかも銀行に預けても利益がなさそうに誤解してしまう。
 
だが、もしこのインフレ状態で銀行に預けず、その資金を投資にも回さなければ、アナタの購買力は毎年3%ずつ減少していくだけである。