「量子力学」の版間の差分

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→‎低温での固体の比熱: Zについて「分配係数」または「状態和」という用語を追加
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この関数が通常の意味の確率であるためには、すべてのエネルギー状態についての和が 1 に規格化されている必要があるため、比例係数の <math>Z</math> は、
:<math>Z = \sum_{m=0}^{\infty} e^{-\frac{\varepsilon_m}{kT}} = \sum_{m=0}^{\infty} e^{-\frac{mh\nu}{kT}}</math>
とならなければならない(なお、このZのような量子統計計算の規格化のための関数のことを「分配係数」または「状態和」という)。このとき確率 <math>\operatorname{Pr}(n)</math> は
:<math>\operatorname{Pr}(n) = \frac{\exp\left(-\frac{nh\nu}{kT}\right)}{\sum_{m=0}^{\infty} \exp\left(-\frac{mh\nu}{kT}\right)}</math>
となる(<math>\exp(\cdot)</math> は[[w:指数関数|指数関数]])。エネルギーの期待値 <math>\langle\varepsilon\rangle</math> は、