「中学校社会 地理/日本の諸地域 中部地方」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
→新潟県: 見やすいように改善 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
査読途中。 タグ: 2017年版ソースエディター |
||
1 行
[[File:Kurobe Dam survey 2.jpg|thumb|200px|黒部ダム(くろべダム)。富山県。黒部ダムの水が水力発電に利用されている。]]
== 区分 ==
3000m級の山々からなる'''日本アルプス'''
各地域で、気候や盛んな産業が大きく違う。
日本アルプスは
▲* 東海(とうかい): (愛知県、静岡県、岐阜県美濃地方、三重県の北部)
* {{中付きルビ|2|'''飛騨'''|ひだ|'''山脈'''|さんみゃく}}
▲* 中央高地(ちゅうおう こうち): (長野県、山梨県、岐阜県飛騨地方)
* {{Ruby|'''木曽'''|きそ}}<b>山脈</b>
▲* 北陸(ほくりく): (新潟県、富山県、石川県、福井県)
* {{Ruby|'''赤石'''|あかいし}}'''山脈'''からなる。日本アルプスは「日本の屋根」とも言われる。なお、'''フォッサマグナ'''<!-- (大地溝帯とはアフリカ大陸の谷を指す言葉であり不適切) -->が日本アルプスの東部にある。
ここからは、各地域の特徴の紹介となる。
山に囲まれた平地、すなわち盆地が多い。盆地は雨が少ない。中央高地の内陸部は、1年を通して、降水量が少ない。盆地に都市が多く、甲府市
▲* 北陸
▲冬には雪が多い豪雪地帯(ごうせつ ちたい)である。新潟県の越後平野は米どころ として有名。
▲* 中央高地
▲山に囲まれた盆地が多い。盆地は雨が少ない。中央高地の内陸部は、1年を通して、降水量が少ない。盆地に都市が多く、甲府市(甲府盆地にある)や松本市(松本盆地にある)などが例である。
▲[[ファイル:MtFuji FujiCity.jpg|thumb|富士山。山梨県、静岡県。]]
▲* 東海
温暖であり、雪は少ない。東海では自動車産業などの機械工業が愛知や静岡で盛ん。
27 ⟶ 29行目:
名古屋は、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)の一つとして、数えられる事が多い。
また、
== 中京工業地帯 ==
愛知県を中心に工業のさかんな、
愛知を中心にした中京工業地帯のほうが、静岡の東海工業地域よりも規模が大きいので、そちらから説明する。
中京工業地帯では、愛知県の豊田市(とよた し)を中心に、
豊田市は、1959年に市名を当時の「挙母市」(ころもし)から、トヨタ自動車にちなんで市名を今の「豊田市」に変えた。
47 ⟶ 49行目:
そのため自動車の部品工場も、中京工業地帯には多い。
豊田市のような、大企業の影響を強く受けている町は
世界的に環境保護をすすめるため、自動車に要求される排ガス基準などの環境基準が厳しくなっていることもあり、ハイブリッド車や電気自動車など環境に対応した低公害の自動車の開発がされている。
122 ⟶ 124行目:
* 静岡県
静岡県では、
静岡県は漁業もさかん。焼津(やいづ)港、清水(しみず)港、沼津(ぬまづ)港など。
162 ⟶ 164行目:
[[ファイル:Ogi Shirakawa06n3200.jpg|thumb|280px|right|合掌造り、白川郷(しらかわごう)。岐阜県。雪が積もりにくいように、屋根が傾いており、両手をあわせた合掌のような形になっていることから、合掌造りという。]]
南西部に濃尾平野(のうびへいや)がある。濃尾平野の岐阜県の側には、木曽川(きそがわ)・長良川(ながらがわ)・揖斐川(いびがわ)が流れている。木曽川(きそがわ)・長良川(ながらがわ)・揖斐川(いびがわ)を、木曽三川(きそさんせん)という。木曽三川は、古くは、よく氾濫(はんらん)したので、川の周辺の集落は、まわりを堤防(ていぼう)で囲った
内陸県である。
168 ⟶ 170行目:
南部の多治見市(たじみ し)などで陶磁器(とうじき)が、さかん。
県北部の飛騨(ひだ)地方にある
県南部の美濃(みの)地方は、平野や高原があるが、県北部の飛騨(ひだ)地方は高地や山地の場所が多い。
175 ⟶ 177行目:
=== 新潟県 ===
新潟は米作りがさかんです。なぜなら水が豊富だからです。米の銘柄(めいがら)の'''コシヒカリ'''は新潟の米の品種です。
新潟の
長野県から
伝統工芸として、燕(つばめ)市の金属洋食器、三条市の金物(かなもの)、小千谷(おぢや)市の織物(おりもの)である 小千谷縮(おぢや ちぢみ) などがある。
190 ⟶ 192行目:
江戸時代には、加賀藩(かがはん)の'''城下町'''(じょうかまち)として栄え、「加賀百万石」(かがひゃくまんごく)とも呼ばれた。
そのため、伝統工業が有名であり、
215 ⟶ 217行目:
== 輪中の くらし ==
[[File:Kiso River mouth in Ise Bay.jpg|thumb|300px|木曽川(奥)・揖斐川(手前)。河口の空撮。]]
岐阜県のあたりにある、木曽川(きそがわ)・長良川(ながらがわ)・揖斐川(いびがわ)の下流の流域には
木曽川・長良川・揖斐川の三つの川は、伊勢湾(いせわん)に通じています。
この三つの川の下流の流域は堤防で囲まれている土地が多いです。堤防で囲まれた土地を
濃尾平野の川の流域には輪中が多いです。
227 ⟶ 229行目:
[[Image:Kaizu city Museum H02.JPG|thumb|right|200px|堀田。海津市歴史民俗資料館の敷地内に再現されている堀田。]]
この土地は低地なので水がたまりやすいので、水はけがわるいです。水田は水を必要としますが、水がたまりすぎても、稲はよく育ちません。なので、この土地の人は、かわりに水田を高くしようと、土をもって、そのうえに水田をつくります。水田のまわりの土を掘って、その掘った土で田を高くするので
235 ⟶ 237行目:
こうすることで、もし洪水が起きても、ひがいを減らしたいわけです。
さらに、洪水のときの避難場所は、高いところや、盛り土や石垣などをつんで高くした所につくられた
1976年(昭和51年)の9月の台風では、大雨で、長良川と揖斐川の水かさがまし、安八町(あんぱちちょう)で堤防が切れ、水害が起きました。
|