「オペレーティングシステム」の版間の差分

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現代のパソコンでは、狭義の命令プログラム保管用のDRAMメモリと、プログラム以外の画像データや音声データやテキストデータなどのDRAMメモリは、同じメモリ基盤上にある。だが原理的には、必ずしも同じ基板上にする必要は無く、そういう構造の場合をハーバード・アーキテクチャという。つまり、命令用メモリと、データメモリとが別々の部品であるのが、ハーバード・アーキテクチャである<ref>『H8マイコン入門』、堀桂太郎、東京電機大学出版局、2003年12月20日 第1版 第2刷、6ページ</ref>。かつてハーバード・マークワンで採用されていたアーキテクチャが、そういう(命令とその他データの分離された)アーキテクチャだった)。1990年以降でもAtmel社のAVRシリーズの8bitマイコン用CPUが、ハーバード・アーキテクチャを採用している。Arduino という2005年以降に普及きたイタリアのマイコンボードで8bit用ボードにAVRシリーズを採用している。ハーバード型(ハーバード・アーキテクチャ)は欠点として回路構造が複雑になるものの、長所として高速化しやすいという利点もある<ref>『H8マイコン入門』、堀桂太郎、東京電機大学出版局、2003年12月20日 第1版 第2刷、6ページ</ref>。そのため、一部の制御用マイコンでもハーバード型が活用されているという<ref>『H8マイコン入門』、堀桂太郎、東京電機大学出版局、2003年12月20日 第1版 第2刷、6ページ</ref>