「学習方法/高校日本史」の版間の差分

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椎楽 (トーク | 投稿記録)
動画の活用など。
椎楽 (トーク | 投稿記録)
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*『学習まんが少年少女日本の歴史』(小学館)
**日本史マンガの定番。基本的に小学生を対象としているが、中学受験から大学受験まで使える幅の広さが魅力。
**監修がしっかりしており、作者の力量もあった。そのため、複雑怪奇なことで知られる南北朝の争いなどを手堅くまとめているなど、コンパクトでありながら良質。
**古代から江戸時代までが充実している半面、近現代史はやや薄い。
**場合によっては学校図書室や公立図書館にも置かれている可能性があるため、財布にもやさしい。
28 行
**古代(旧石器時代~古墳時代)はあっさりしている。
**近現代史が充実している。特に昭和史がしっかり書かれているため、日本史Bだけでなく、日本史Aや政治経済などにも応用できるか。
**価格はやや高め。最新版は図書館におかれている可能性も低い。なお、古い版(1968年版・1982年発行版)は「講談調」「やっつけ仕事」「古い説がそのまま載っている」と評されるほどのレベルのため、古本を買う場合や図書館におかれているものを読むときには要注意。
**良くも悪くも絵柄は現代的。なじみやすい反面、肝心の歴史の内容が頭に入りにくいという指摘も。
 
=== 動画の活用 ===
最近ではYouTubeなどで学習系動画も上がっているので、それを利用するのも一手だろう。ただし、こちらは品質は玉石混交である。つまり、非常に優れているものもある一方で、個人の体験を絶対化しているものや、そもそも間違った知識を伝授していることからかえって学習の妨げになるものも多い。そのため、まずは、Try It(「家庭教師のトライ」が運営するチャンネル)などのような大手で実績のあるチャンネルやNHK高校講座から見た方がよい。それ以外のものは、もう少し学力がついたりして自力での判断や吟味が可能になってからの方がよい。
 
また、歴史ネタを面白おかしく解説しているものも少なくない。だが、これも一長一短である。以下の長所と短所を挙げるため、それを念頭に置いたうえで視聴してほしい。
*長所
**ストーリーが明確で、分かり易いものが多い。
**ともすれば無味乾燥な歴史の話題に彩りを添えるため、歴史への興味を持ちやすい。
*短所
**面白さを第一としているため、正確さに欠けること多い。場合によっては、誇張や俗説、現在では否定されている古い説、完全な作り話、独自研究が混ざっている場合も。
**一つの時代や出来事に特化しているため、特定の時代(それも戦国時代や幕末など、人気の高い時代だけ)にかたよっている。
**また、アラカルト的で、通時的ではないものも多い。例えば、第一回が江戸時代、第二回が鎌倉時代……という具合に。そのため、全体像の把握という点では役に立たないこともある
 
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