「生活と進路」の版間の差分

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一般的に人は学校教育を、
:(就学前教育→)→)小学校→中学校→高校→大学・短大など
という順序で受ける。
 
「初等教育」などの用語で言い換えると
:(就学前教育→)初等教育(=(=小学校)→)→中等教育(=(=中学・高校)→)→高等教育(=(=大学・短大など)
となる。
 
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* 幼稚園
 
: 幼稚園は、簡単にいえば遊ぶところである。遊びながら、経験を積んで学ぶという思想が根底にあるので、授業はない(ただし、工作などの時間がある場合が多い。また、事実上の「授業」を行うところもある)。幼稚園の先生は、小学校と同じ「{{ruby|教諭」(|きょうゆ}}」という職であり、教育人である。
 
* 保育園
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* 盲学校の幼稚部、聾学校の幼稚部、養護学校の幼稚部
 
: 目が見えない、耳が聞こえない、そのほかの障害がある人に対して、幼稚園に準ずる教育を行う学校である。普通の幼稚園ではうまくサポートできないこともサポートしてもらえる。幼稚部の先生は、『「教諭」orまたは「保育士」』であり、『教育人 orまたは 福祉人』である。
 
=== 初等教育 ===
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* 小学校
 
: 小学校では、実生活に必要なことを中心に学ぶ。このようなことを教えることは「初等普通教育」と呼ばれる。国語、社会、算数、理科、外国語(原則で英語)、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、道徳の教科がある。生活は2年まで、理科と社会と外国語は3年から、家庭は5年から学ぶ。外国語については、3・4年は外国語に親しむ「外国語活動」、5・6年は他教科と同じように学ぶ外国語の授業である。このほかにも総合的な学習の時間、外国語活動、クラブ活動、児童会活動、委員会活動もある。
 
* 盲学校の小学部、聾学校の小学部、養護学校の小学部
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* 中学校
 
: 小学校の内容をさらに発展させた内容を学び、社会の一員となって、自分自身を活かせるようになることを学ぶ。このようなことを教えることは「中等普通教育」と呼ばれる。国語、社会、数学、理科、外国語(原則で英語)、音楽、美術、技術・家庭、保健・体育、道徳の教科がある。このほかにも総合的な学習の時間、道徳の時間、生徒会活動、委員会活動もある。
 
* 盲学校の中学部、聾学校の中学部、養護学校の中学部
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* 高等専門学校
 
: 5年制の学校で、卒業すると大学2年までを修了したのと同じレベルとされる。工業や商船(船に関係すること)が学べる学校が多い。
 
* 専修学校の高等課程
 
: 1年制以上の学校で、何年制かは学校によって違う。いろいろな学校があるが、理容師や美容師などの職業人を育てる学校が多い。高等学校の通信制の課程と併修する学校もあり、このような専修学校では、3年間~4年間で高等学校の卒業も同時にめざす。
 
* 各種学校
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* 大学(大学校)
 
: 中等教育のすべてをマスターしていることを前提に、最高レベルの学問をする場所(最高学府)である。卒業すると学士の学位が授与され、少しは実務にも触れているということから、各種の国家資格試験などで有利な取りはからいを受けることがある。多くは4年制で、医学、獣医学、歯学、一部の薬学は6年制であるが、最近の国際化の流れの中で就学年数は延びる傾向にある。また、その上に大学院(修士課程、博士課程)や大学院大学などが設置されている。文部科学省の管轄下にあるものを大学、それ以外のものを大学校(例:防衛大学校、能力開発大学校、気象大学校など)と呼ぶ。
 
: 大学で行われている学問は基礎から応用まで多種多様である。大学で学ぶには、まず、自分の能力・適性を知り、学びたい分野を明確にすることが重要である。社会が複雑化と科学の発展とにより、学問分野は分化・専門化の傾向にある。
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* 高等専門学校
 
: (中等教育の節に記載あり)
 
* 専修学校(高等課程、専門課程、一般課程)
 
: 個別の校名には、その学校の有する過程により「専修学校」、「専門学校」、「高等専修学校」などが使われ、デザインや事務から自動車整備や電気工事など職業もしくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として、多様な分野の学科がある。2年以上学ぶ学校では、専門士の称号と大学への編入学の資格が付与されるところが多い。
 
* 各種学校
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満6歳以上の人が入学できる。
=== 中学校・中等教育学校の前期課程 ===
義務教育期間(6(6歳から15歳まで)の人は、小学校などの課程を修了した人のみが入学できる。義務教育期を過ぎた人は、小学校などを修了していなくても入学できる。
=== 高等学校・中等教育学校の後期課程・専修学校の高等課程 ===
原則として中学校の課程などを修了した人のみが入学できる。卒業していない人は、中学校を卒業した人と同等以上の学力があるか入学先の学校に検査してもらうか、文部科学省の行う中学校卒業程度認定試験に合格することで入学することができる。