「学習方法/高校日本史」の版間の差分

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椎楽 (トーク | 投稿記録)
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途中まで。なお、歴史学習を舐めくさった記述は削除。論理的な理解ができないと暗記もできないよ。
16 行
 
=== 歴史マンガの活用 ===
日本史の全体像を把握するのに大変便利なのが歴史マンガである。マンガという媒体のおかげで、読み進めるのもスムーズであるし、歴史における「ストーリー」をキレイに整理しているため、全体像をつかみやすい。特に日本史が苦手な生徒は、恥ずかしがらずに歴史マンガからはじめよう。もちろん、歴史が好きな生徒ならばより興味をもって読めるだろう。高校生ならば、以下が定番でありおススメである。どちらを読み進めよう。
 
*『学習まんが少年少女日本の歴史』(小学館)
23 行
**古代から江戸時代までが充実している半面、近現代史はやや薄い。
**場合によっては学校図書室や公立図書館にも置かれている可能性があるため、財布にもやさしい。
**作者のあおむら純氏・監修の児玉幸多氏が二人とも亡くなっているため、20巻以前(当初に発売された部分。昭和まで)の修正がほぼ絶望的。
*『学習まんが日本の歴史』(集英社)
**小学館とならぶ定番だが、内容的にはこちらの方が大学受験向き。何度も大幅なバージョンアップが行われていて、最新学説も積極的に取り入れられている。
74 行
 
==== 案2 : 興味ある時代から読む ====
次に紹介するようなが、興味重視の順番での学習では、その時代が他科目の入試に出かど。興味を持続したまま勉強したほかよが、記憶に残やすい。要はまずそ自分時代に興味のあることが重要な時代から学ぶのである。もし戦国時代に強い興味があれば、戦国時代の前後あたりから読み始めればいい。あるいは、もし源平合戦に強い興味があれば、その前後あたりから読み始めればいい。
おそらく多くの読者の興味は、ドラマなどになりやすい戦国時代、もしくは、服装などが現代に近い明治時代以降に興味があるだろう(明治以降は制度が現代に近いし)。
 
おそらく多くの読者の興味は、ドラマ・マンガ・ゲームなどになりやすい戦国時代や幕末、もしくは、服装などが現代に近い明治時代以降に興味があるだろう(明治以降は制度が現代に近い)。
興味を持続したまま勉強したほうが、記憶に残りやすいのも事実であろう。
 
また、日本史の検定教科書はある程度、途中から読み始めても内容が理解できるように、時代区分ごとにモジュール化の単元で詳しく説明れて、書かれている。そもそも、そのようにモジュール化されて整理されてないと、公教育としての教育的意義が無い。
 
:* 古代史興味ある分野から順番どおりの読み方は、長所として興味を持続しやす理解し他科目は必要だも応用しやすいが、短所として興味を持続深い理解には到達しづらい場合がある理解が深まらないと、興味を広げづらい。また、各時代ごとのつなりをしっかり意識しておかなければ、記憶ぶつ切りの知識とどまり、役に立たない。戦国時代だけ、幕末だけ妙に詳しくて残ら仕方ないので、学習効率は下がってしまうある
:* 興味ある分野からの読み方は、長所として興味を持続しやすいし他科目にも応用しやすいが、短所として深い理解には到達しづらい。理解が深まらないと、興味を広げづらい。
 
興味と理解とのバランスが重要である。
 
==== 案3 : 明治時近現から読む ====
このような興味重視の順番での学習では、その時代が他科目の入試に出るかどうかよりも、まずその時代に興味のあることが重要なので、もし戦国時代に強い興味があれば、戦国時代の前後あたりから読み始めればいい。あるいは、もし源平合戦に強い興味があれば、その前後あたりから読み始めればいい。
 
==== 案3 : 明治時代から読む ====
明治以降を先にやる読み方は、世界史に知識を応用しやすいという利点がある。第二次大戦後の戦後史まで勉強すれば「政治経済」科目にも応用しやすい利点がある。
 
そのため、日本史を入試で使わない可能性が高い場合などは、ひとまず明治時代から読むのも一手である。思い切って効率的現代ら読んでしれない。
 
そして、教科書で近現代史をひとまず通読しおえたら、そのあと、古代史から順に、教科書を先頭から順に読み進めると、比較的に興味を持ちながら勉強しやすいだろう。
 
つまり、古代史と近現代史との「挟み撃ち」(はさみうち)で読むのもイイかもしれない。
 
 
== 一般的な説明 ==
日本史の科目には、数学などの他の教科とはちがい、日本史にはつぎのような特徴がある。
 
# 日本史の学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。<br>人物・事件・事物などでは、関連する固有名詞の数が多い。数学・物理と比べると、高度な論理的理解の必要性は、日本史では、それほど重視されない。少なくとも学校教科書の内容理解や、受験問題の解答のレベルでは、あまり要求されない。日本史の理解を進めるものの一つは、各固有名詞に、言葉として見慣れる、それらの内容を知る、ことなどである。覚えるべき語句を言葉として見慣れることは、その内容を理解する上で、それだけでも十分に意義のあることである。各固有名詞の内容を知り、それらの日本史上での存在時代を知ることで、日本史の全体的な流れを思いうかべやすくなる。したがって、日本史学習では、各語句についてまとめるのが、一つの有用な方法となる。
 
そして、教科書で近現代史をひとまず通読しおえたら、さかのぼってみるのである。つまり、近現代→江戸→安土桃山→……という具合である。高校や予備校で古い時代から現代に向かう歴史をならうのだから、あえて逆向きにしてみるのである。そうすることで、ある出来事の理由を考えやすくなる。
# 数学には、個別の問題を考える上で有用な公式というものがある。日本史科目には、計算式がない。ただ、個々の日本史上の事柄について、まとめて考えることを可能にする判断基準は、ある程度まとめうる。それを見出してくことが、日本史学習法の一つとして挙げられる。
 
ただし、この方法は上級者向けである。記述式が多い国公立大学や一部の私立大学の入試日本史で、理由などを記述させるものの対策には有効であるし、出来事のつながりを深く理解するのにもよい。だが、元々の出来事の流れをある程度理解していないとかえって、混乱のもととなる。
 
== 深入りすべきではないことについて ==