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輝線星雲と反射星雲について追記。また、ふりがなつけ
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'''星間物質'''(せいかんぶっしつ)は恒星間にある物体で気体の'''星間ガス'''と固体の'''星間塵'''(せいかんじん)がある。星間物質が多く、雲のように見える天体を'''星雲'''(せいうん)という。<!-- 執筆者向けに星雲と星間雲についてコメントアウト。星間雲は英語でInterstellar cloud、星雲はNebulaであるため区別はされているようだが定義が曖昧であるためここでは星雲という表記で統一させる。 -->
 
== 星雲の種類 ==
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[[ファイル:A reproduction of a composite colour image of the Horsehead Nebula and its immediate surroundings - Eso0202a.jpg|thumb|right|250px|馬頭星雲]]
'''暗黒星雲'''(あんこくせいうん)は後ろに光源があることで識別できる星雲で、それ自体は光っていない。オリオン座にある馬頭星雲などが有名である。
 
[[ファイル:Messier 017 2MASS.jpg|thumb|right|250px|M17としても知られるオメガ星雲]]
'''散光星雲'''(さんこうせいうん)は広がって光っている星雲である。後に説明する惑星状星雲や超新星残骸に含める場合もある。オメガ星雲やばら星雲などが有名である。
 
[[ファイル:Ngc3242b.jpg|thumb|right|250px|木星状星雲]]
'''惑星状星雲'''(わくせいじょうせいうん)は比較的質量の小さい恒星が赤色巨星となり、その時に放出したガスが中心の恒星の紫外線を受けて光っている。木星状星雲などが有名である。
 
[[ファイル:Crab Nebula.jpg|thumb|right|250px|かに星雲]]
'''超新星残骸'''(ちょうしんせいざんがい)は超新星爆発の際に残ったものである。かに星雲などが有名である。
 
また、水素が分子でいる星雲は'''分子雲'''(ぶんしうん)という。
 
=== 光を放つかどうかによる区別 ===
星雲のうち、特にガス星雲では自ら光を放つか、他の光を反射して光っているかによってそれぞれ名称が付けられている。自ら光を放つガス星雲を'''輝線星雲'''(きせんせいうん)、他の光を反射して光る星雲を'''反射星雲'''(はんしゃせいうん)という。輝線星雲も反射星雲もいずれも散光星雲に含まれる。
 
== 恒星間天体 ==
[[ファイル:Artist's impression of ʻOumuamua.jpg|thumb|right|250px|恒星間天体の1つ、オウムアムアの想像図]]
恒星間にある物体には星間物質以外にも'''恒星間天体'''(こうせいかんてんたい)がある。恒星間にあるので恒星のまわりを公転していない。現在はオウムアムアとボリソフ彗星の2つしか見つかっておらず、詳細が解明されていない。
 
{{デフォルトソート:せいかんふつしつ}}