「高等学校工業 機械設計/その他」の版間の差分
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けっして「フロー図」だの「モジュール」だのと言った単語の意味を暗記することではなく、(フロー図などの)参考図が設計図書に含まれるべき事を理解してください。
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品質記録台帳については、企業ごとに大きく書式が違うので、本wikiでは説明を省略する。
なお、品質検査での検査の手法については、事前に書類として手順書(てじゅんしょ)を作成して、検査の具体的な手法とその手順を明文化しておく必要がある。
この手順書は、台帳とは別の書類である。
(ただし、細かな作業手順を公表する必要は無い。
しかし、おおむね、どのような原理の検査をしているかについては、事前に依頼者に公表しておく。なぜなら検査方法にも、さまざまな科学的手法があるからである。(たとえば硬さ試験でも、シャルピー試験だのロックウェル私権だの何種類もの硬さ試験の科学的手法があるのを習っているだろう。その程度の原理が公表する。) )
生産方法の作業手順書とは別に、検査方法の作業手順書も整備しておく。
:※ ネットには馬鹿も多く、「いまどきの若いもんは、マニュアルが無ければなにもできない」とか、底辺サラリーマンが公務員や小学校教員などを誹謗して「マニュアル主義」とか言ったりするが、しかし、製造業の場合、マトモな品質管理ではマニュアル(手順書のこと)を作って検査を行うので、ネットの馬鹿を鵜吞みにしてはならない。製造業だけでなく、土木建築の業界でも同様に、品質検査は原則的に手順書(てじゅんしょ)にもとづいて行う<ref>『わかりやすい土木施行管理の実務』、オーム社、速水洋志、平成29年5月20日 第1版 第2刷 発行、200ページ</ref>。
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