「高等学校工業 機械設計/その他」の版間の差分

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== マニュアル類の作り方 ==
=== 多重防護 ===
 
作業マニュアルや検査マニュアルなどは、どうやって作るべきなのでしょうか。
 
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最低でも持っていくべき必要な金額は 10900円ですが、しかし普通の感覚の人なら、「まあ、念のため○○円は余分にもっていこう」とか思って、
 
たとえば最低でも 15000円くらいは用意しておきますよね(できれば2万円以上は用意するでしょう)
 
 
ところが世間には、なぜか好んでギリギリの10900しか用意したがらない、なんかアタマのヘンな人がいるのです。
 
 
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残念ながら日本では、作業マニュアルなどを作る場合にも、コスト削減やら形式的な作業スピード上昇のために、ひとつでもミスをしたら事故につながるようなギリギリの安全基作業標準を作るような、ヘンな会社のヘンな自称・『技術者』もいます。
 
そういう企業でも、そこそこ大企業だったりもします。
 
 
バカな奴らの曲解ですが『トヨタ生産方式』やら『かんばん方式』というのを三流の技術者(あまり「技術者」と呼びたくないですが)は何か曲解して、ギリギリの安全()多重防護でない、しいていうなら「一重防護」)の作業マニュアルなどを作ろうとする人も、残念ながら、そこそこ大きい企業でも、いたりします。
 
 
もしかしたら、もうその業界じたいが腐っている場合もありますので、よく観察して、もし業界じたいが腐ってたら、異業種に転職しましょう。
 
 
職業差別で悪いけど、2011年の原発事故でさんざん「多重防護」と言われたのに、それでも頑な(かたくな)に「一重防護」を貫こうとする業界はもう、もう、その業界じたいの思考が腐っています。
 
日本は民主主義の国なので、バカな人にも起業の自由があるし、そのバカ社長の下でダンピング的に働きたがるバカ労働者にも、残念ながら、そういった自由があるのです。
 
 
=== マニュアルの規定の理由を残す ===
上述でも述べましたが、マニュアルは、改訂などが定期的に必要です。
 
その際、前のマニュアルのどの部分を残して、どの部分を変えるかの参考資料になりそうな、別の書類が必要です。
 
なので、「ここでこういうふうに作業する理由は、○○○な理由のため。」といった資料を残しておきましょう。(残念ながら、これが出来てない会社も多いですが。)
 
 
また、こういう理由の解説資料とマニュアル本体を照合しやすいようにするため、マニュアル本体の側にも文章だけでなく、さらにフローチャートで作業手順を示しましょう。
 
 
電気回路とかのフロー図ではなく、情報科学とかで習うようなフローチャートです。
 
あの、フローチャートでも、作業手順や検査手順を明示します。
 
もしかしたら、もう業界じたいが腐っている場合もありますので、よく観察して、もし業界じたいが腐ってたら、異業種に転職しましょう。
 
必要な手順説明として、文章による作業手順と、フローチャートによる説明との2種類の説明が、両方とも必要です。
 
== マスター検査機器と非マスター検査機器 ==