「ベルサイユ体制」の版間の差分

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== 東アジアの情勢悪化 ==
世界恐慌にあおりを受けて1933年に成立したナチス政権が国際連盟脱退後の1935年には再軍備を宣言し、イタリアはソマリランド (当時イタリア領) との国境紛争を口実としてエチオピアを侵略するなどファシズムが台頭し始める。翌1936年、スペインでは内戦が起きるなか、ドイツはラインラントに進駐する。

アジアでは、1931年の柳条湖事件 (関東軍 (と名乗る日本軍) による鉄道爆破) に端を発した満州事変、上海事変により、中国への強硬的政策が進められ(当時の[[w:若槻内閣|若槻内閣]]は不拡大方針を採るも軍部や関東軍はこれを無視)、ドイツが国際連盟を脱退した1933年、柳条湖事件以後の日本の侵略行為を正当ではないとするリットン報告書採択の際日本も脱退する。これ以降、日本は世界から孤立していくこととなる。
 
1937年、北京郊外の[[w:盧溝橋|盧溝橋]]において日中の軍事衝突である[[w:盧溝橋事件|盧溝橋事件]]が発生する。日本の[[w:近衛文麿|近衛文麿]][[w:近衛内閣|内閣]]は派兵を決定。[[w:日中戦争|日中戦争]]へと発展する。約2カ月後、国民党と共産党は[[w:抗日民族統一戦線|抗日民族統一戦線]]を形成し、日中戦争は泥沼化を始める。日本の軍部では、拡大派が不拡大派を抑えて戦線は拡大の一途をたどることとなる。そして、この頃から、当時首都であった南京への爆撃が本格化し、のちの南京事件への一歩を踏み出す。
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|last=笠原|author=笠原十九司|title=南京事件|date=1997年11月20日|year=1997年|accessdate=2020年4月12日|puublisher=岩波書店|ISBN=4-00-430530-6}}
 
== 関連項目 ==