「小学校理科/3学年」の版間の差分

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;回路(かいろ)
電池にどう線をつなぐと、どう線の輪っかがきますね。このどう線が、プラスきょくから、どう線をとおって、ひとまわりして、マイナスきょくまで電気が流れています。
 
このような電気がながれる、どう線の輪っかを'''回路'''(かいろ)といいます。「回路」の「回」とは、「まわる」という意味(いみ)です。「路」とは「みち、とおりみち」という意味です。
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豆電球とどう線、かん電池を使ってどんな物が電気を通すか調べてみましょう。金ぞくであっても、間にペンキがぬってあったり紙をはさんだりと、あいだに電気をながせない別のものがあると、電気は通りません。
 
'''電気を通すものの例''':1円玉、10円玉、鉄くぎ、ねじ、アルミ箔(はく、はさみの切る{{ruby|部分|ぶぶん}}{{ruby||はり}}、針金、ゼムクリップ、金属製ぞくせいスプーン・フォーク、{{ruby|包丁|ほうちょう}}の刃(は)、えんぴつのしん(通らないものもあります) 、アラザン(おかしのトッピングに使うもの)※)※あぶないので、包丁ではじっけんしないでください。
 
'''電気を通さないものの例''':竹ものさし、プラスチックものさし、{{ruby||かがみ}}{{ruby|表面|ひょうめん}}ぬの{{ruby||だん}}ボール、折り紙(ただし、銀色の折り紙の表はアルミはくでできているから、電気を通す)、ペットボトル、ペットボトルのふた、消しゴム、CD、はさみの持つ部分、野菜、果物、肉、飲み物の{{ruby||かん)※}}※表面のとりょうをはぐと通る。
 
== じしゃくのひみつ ==
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'''じしゃく'''とは、鉄(てつ)にくっつく、ふしぎなものです。では、じしゃくについて学習しましょう。
 
身のまわりにあるいろいろなものにじしゃくを近づけ、どのようなものがくっついたか調べてみましょう。じしゃくは、'''鉄'''('''てつ''')でできている物を引きつける力があります。たとえば鉄で出きた空きかんやクリップなど、です。また、アルミニウムなどの鉄いがいの金ぞくやプラスチックなど、鉄でできていない物は、じしゃくを引きつけません。また、テレビやビデオテープ、パソコンなどの電気せいひんや、ICICカードやきっぷのようなお金の役わりをするカードにじしゃくを近づけると、使えなくなってしまいますので、ぜったいにやめましょう。((お金そのものに近づけるのはだいじょうぶです)
 
[[File:Magnet0873.png|thumb|right|220px|さてつ]]
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=== じしゃくのきょく ===
じしゃくには、「Nきょく」(エヌきょく)と「Sきょく」(エスきょく)があります。Nきょくは、赤いところ、Sきょくは、青いところ(もしくは、みどり色や、色がついていない)のところです。じしゃくは、NきょくとSきょくのところ(はしのところ)のほうが、一番よくじしゃくを引きつける力があるのです。じしゃくを2つ用意しましょう。おもしろい発見ができます。1つのじしゃくを、もう1つのじしゃくに近づけましょう。くっついたり、にげようとしたりします。これには、ひみつがあります。同じきょくどうしだと、しりぞけ合い、ちがうきょくどうしだと、引き合うのです。
 
=== 鉄とじしゃくの関係 ===
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</big>
 
=== かげはどのよやっにしてできるか ===
[[Image:Ombre-01.JPG|thumb|left|太陽(たいよう)の日光(にっこう)と、影(かげ)について。<br>(※ 図中の文字はフランス語です。)|230px]]
[[Image:Ombre-02.JPG|thumb|right|電球(でんきゅう)の光(ひかり)と、影(かげ)。<br>(※ 図中の文字はフランス語です。)|250px]]
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[[Image:Surprise Crossing Granite Sundial by Carmichael.jpg|thumb|left|250px|日時計(ひどけい)]]
[[Image:USA Antelope-Canyon.jpg|thumb|center|200px|がけの上から入ってきた光が、ホコリによって見えている、様子(ようす)。]]
 
光は、空気中では、まっすぐに、すすみます。空気中では、光が、まっすぐに、すすむということを、<big>光の直進性</big>(ひかりの ちょくしんせい)と、いいます。
 
 
 
 
{{clear}}
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光は、かがみ(鏡)で、はねかえります。
光が、はねかえることを、<big>はんしゃ</big>(反射)と、いいます。
かがみでの、光のはねかえる角度については、かがみにあたる光の角度と、かがみから、はねかえる光の角度は、おなじです。
[[File:Reflexao.png|thumb|right|180px|かがみでの、光の反射(はんしゃ)。]]
 
 
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さらに、のっかった物の重さ(おもさ)のぶんだけ、はかりの'''はり'''がうごきます。はりが、さしている目もりをよんで、おもさを、しらべます。
 
おもさを書くには、はかった数のうしろに「{{ruby|g|グラム(g)}}」という単位(たんい)を書きます。
 
このように、ことばをつけたすのは、その数が、なんの数なのかを、ほかの人が見ても、わかるようにするためです。
たとえば、すうじだけが、「30」とかいてあっても、ほかの人には、その数が、30このリンゴなのか、温度(おんど)が30度なのか、おもさが30グラム30gなのか、長さが30センチメートル30cmなのか、ほかの人には、「30」という数だけでは、わかりません。
だから、理科では、ひつようにおうじて、数のうしろに、その数が、なにをあらわしているかを分かるようにするために、ことばをつけたします。このような、もくてきで、数のうしろにつけたしたことばを'''たんい'''(単位)といいます。
 
1000グラム( 千グラム)1000gのことを、1'''{{ruby|kg|キログラム}}'''(いちキログラム)といいます。
 
たとえば3000グラムは3キログラムです。
 
おもさのたんいは、日本では、'''グラムg''''''キログラムkg'''などがあります。せかいじゅうの多くの国が、おもさのたんいに、グラムgキログラムkgをつかっています。
 
1グラムは、とても、かるいです。かんたんにもちあげられるとおもいます。
1キログラムは1000グラムのことです。1グラムのものが1000個(千個)あるばあいの、おもさです。
1キログラムをもちあげるのは、ちょっと、たいへんかもしれません。
 
 
グラムのことを、 g とかく場合があります。たとえば、58gは、58グラムのことです。389gは、389グラムのことです。
キログラムのことを、kgと書く場合があります。3kgは3キログラムのことです。
gというのは、英語(えいご)のアルファベットの G のことです。