「高等学校倫理/近代の合理的・科学的な思考と方法」の版間の差分

 
===経験論と合理論===
こうした新しい学問を推進したものは、理性や感覚といった人間の認識能力への全面的な信頼だった。しかし、一方では権威から自由に思考し、推論を重ねることによって確実な真理へと向かう流れを、もう一方は観察や実験という方法によって真理を探ろうとする流れを作っていった。
 
やがてこれらの流れは、知識は実際に物事を見たり聞いたりする'''経験'''を通じて得られるという'''経験論'''と、人間はあらかじめ持っている考える能力、すなわち'''理性'''を重んじ、理性こそが知識の根源であるという'''合理論'''へと発達していった。
 
==経験論==
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