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ページの作成:「朝辞白帝彩云间,千里江陵一日还。 两岸猿声啼不住,轻舟已过万重山。」
 
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== 本文 ==
朝辞白帝彩云间,千里江陵一日还。
[[File:早発白帝城_李白.png|600px|漢文『早発白帝城』]]
两岸猿声啼不住,轻舟已过万重山。
 
==白文 訓読文==
<big>'''早発白帝城'''</big> 早(つと)に白帝城を発す
 
 
<big>'''朝辞白帝彩雲間'''</big> 朝(あした)に辞す 白帝彩雲の間
 
<big>'''千里江陵一日還'''</big> 千里の江陵 一日にして還(かへ)る
 
<big>'''両岸猿声啼不住'''</big> 両岸の猿声 啼(な)きて住(や)まざるに
 
<big>'''軽舟已過万重山'''</big> 軽舟已(すで)に過ぐ 万重(ばんちょう)の山
 
==現代語訳==
[[File:白帝城岛.JPG|right|200px|thumb|白帝城]]
*(起句)朝早く、美しい雲のたなびく白帝城を後にして、
*(承句)江陵までの千里の距離を一日で帰り着くことができた。
*(転句)川の両岸で猿はどこまでも鳴き続けている。
*(結句)私を乗せた小舟は幾重にも重なり合った山あいを通り過ぎていった。
 
==鑑賞==
[[盛唐]]期の詩人[[李白]]の[[七言絶句]]。
 
==押韻==
*間・還・山
 
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