「高等学校古文/漢文とは何か、漢文をどうして学ぶのか」の版間の差分

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次の時代である戦国時代に、孔子の弟子筋により、孔子の言行録である「[[論語]]」が編纂される。この頃漢文の表記法が一応の完成を見せ、また、その後の中国において国教ともいえる位置を占める[[w:儒教|儒教]]の創始者である孔子の「論語」は、長期にわたって東アジア全体に大きな影響を与えた。高校漢文においても、最も重要なテキストのひとつである。
 
この時代、中国は社会体制の大きな転換期であり、儒教のみならず、いろいろな思想が各地で興った、これを[[w:諸子百家|諸子百家]]という。彼らは、自らの思想を分かりやすく伝えるため、多くのたとえ話をした。これらの多くが現代にも「故事成語」として残るものである。これらの、出典としては、儒家の「[[孟子]]」、道家の「[[荘子]]」、兵家の「[[孫子]]」等が有名である。検定教科書や参考書には、孫子を除く、孟子や荘子などが良く取り上げられる。
 
この転換期の混乱を[[w:秦|秦]]の[[w:始皇帝|始皇帝]]が収め、その業績を漢が継ぎ、実に数百年ぶりに、国土の安定を得る。中国には歴史を重んずるという伝統があるが([[高等学校古文/歴史書]]参照)、この国家の安定において、過去の各地の歴史書を大成した作品が生まれる。[[w:司馬遷|司馬遷]]による「[[高等学校古文/歴史書/史記|史記]]」である。これは、それ以前の歴史を大成するのと同時に、その後の中国の[[w:正史|正史]]の形を決め、論語同様、東アジア全体に大きな影響を与えた。勿論、高校漢文においても、最も重要なテキストである。極論を言うなら、「論語」と「史記」が、ある程度読みこなせれば、その水準の3/4程度は達したものと考えても良いくらいである(あと、1/4は後述する漢詩である)。