「高等学校古文/漢詩/静夜思」の版間の差分

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==現代語訳==
*(起句)長江寝床水は緑色澄み、鳥たちもますます白く窓から射し込む月光をる。
*(承句)まるで地面は青々と木が生い茂、咲く花た霜のようで燃え出しそうに赤色をしている
*(転句)頭をあげて山の上の月を眺め、
*(転句)今年の春もみるみるうちに、また過ぎ去ろうとしている。
*(結句)私はいつになっ頭をれて故郷に帰ることができるのだろを想
 
==鑑賞==
[[盛唐]]期の詩人[[李白]]の[[五言絶句]]。
 
詩の前半では作者の寝室の床を明るく照らす月光を詠う。
詩の前半では作者が滞在する地の春の美しい風景を詠い、後半では故郷に帰りたいけれども何年も帰れない作者の心境が詠じられている。
 
後半では月光に誘われるようにして窓から外を眺めた作者が、ふと故郷のことを思い出し、その郷愁にかられ頭を下げてうなだれる様子を詠じている。
 
==押韻==