「高等学校生物/生物I/環境と動物の反応」の版間の差分

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かん体細胞には'''ロドプシン'''という感光する物質が含まれている。ロドプシンの色が紅色なので'''視紅'''(しこう)ともいう。ロドプシンに光が当たると、'''レチナール'''と'''オプシン'''(タンパク質の一種)に分解される。この際、かん体細胞での細胞膜のイオンの透過性が変化し、そのため細胞が興奮する。
ロドプシンはビタミンAから作られる。そのためビタミンAが不足するとロドプシンが不足するので、暗いところで物が見えなくなる'''夜盲症'''(やもうしょう)になる。
 
:※ ビタミンについてはwikibooks『高等学校化学I/その他』でも、他のビタミン(ビタミンCなど)についての説明がある。目とはあまり関係ないので、この高校生物のページでは深入りしない。