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== 植物の作り ==
[[Image:Roots_of_a_hydroponically-grown_plant.jpg|right|200px|thumb|植物の根]]
植物(しょくぶつ)は、<big>根</big>(ね)・<big>くき</big>・<big>葉</big>(は)からできています。根は土の中にあり、水や養分(ようぶん)を取り込みます。くきは、葉と葉の間にある、細長いぼうのような物で、根と葉をつなぎます。葉は、太陽の光を取り込みます。
 
 
=== いろいろな植物 ===
理科で、よく名前のでてくる植物(しょくぶつ)を、知っておきましょう。
 
 
 
 
* ホウセンカ
<gallery widths=250px heights=250px>
ファイル:Impatiens balsamina0.jpg|ホウセンカの花
</gallery>
 
 
* ヘチマ
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Luffa aegyptiaca Blanco2.334-cropped.jpg|ヘチマの絵
File:Luffa aegyptica.jpg|ヘチマの実
File:Luffa cylindrica1.jpg|ヘチマ
</gallery>
 
* そのほかの植物。
<gallery widths=250px heights=250px>
ファイル:Löwenzahn uhf.JPG|タンポポの花
ファイル:DandelionTatebayashiJapan.JPG|タンポポの綿毛(わたげ)。わたげのねもとには、たねがついています。わたげは、タンポポが、風(かぜ)をりようして、たねをとばすための工夫(くふう)です。
ファイル:Brassica rapa ja02.jpg|アブラナ
ファイル:Sunflower sky backdrop.jpg|ヒマワリの花
ファイル:Sunflower seeds.JPG|ヒマワリの種(たね)。ヒマワリの種は、ほそながいです。
</gallery>
 
 
* 木(き)
<gallery widths=250px heights=250px>
File:USA-Cherry Blossom0.jpg|サクラ。木にも、花がなるものは、あります。
ファイル:Ginkgo Tree 08-11-04a.jpg|イチョウ。イチョウは、秋(あき)には、葉(は)が、きいろくなる。
ファイル:Ginkgo Tree Ginkgo biloba Leaves Rock 3008px.jpg|イチョウの葉。
</gallery>
 
== チョウの育ち方 ==
[[ファイル:Pieris rapae total Richard Bartz.jpg|left|200px|thumb|モンシロチョウ]]
[[ファイル:Cabage blossoms.jpg|right|200px|thumb|キャベツの花]]
 
よく春に、チョウを見かけますね。そこで、チョウの育ち方について学習しましょう。
 
キャベツの葉に、黄色い小さな、1mmくらいのつぶがついていることがあります。これは、モンシロチョウがうみつけた「たまご」なのです。よう虫は、たまごからかえると、始めに、からを食べます。よう虫は、何度か皮をぬいで、どんどん大きくなります。糸を体にかけて、かわをぬぎ、<big>さなぎ</big>になります。そして、<big>せい虫</big>(せいちゅう、成虫)になるのです。出てきたばかりのせい虫は、羽がのびるまで、じっとしています。
 
このようにチョウは、'''たまご→よう虫→さなぎ→せい虫'''のじゅんに育つのです(かんぜんへんたい)。
 
チョウは、「こん虫」のなかまです。こん虫の体は、'''頭'''(あたま)・'''むね'''・'''はら'''からできていて、むねにあしが6本あります。'''はね'''も、'''むね'''についています。チョウは4まいの、'''はね'''をもっています。また'''こん虫'''は、目や、頭から出ている「しょっ角」(しょっかく)という長いつきでているばしょで、身の回りのようすをかんじとっています。
 
<gallery widths=200px heights=200px>
ファイル:Pieris rapae egg.JPG|たまご。
ファイル:Pieris rapae caterpillar from egg.JPG|ふ化(ふか)した幼虫(ようちゅう)。<br>(※ふ化・・・たまごから生まれること。)
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller.jpg|幼虫(ようちゅう)。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller2.jpg|さなぎ。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae cocoon.jpg|羽化(うか)が間近な、さなぎ。成虫(せいちゅう)の模様(もよう)が、すけて見える。
 
</gallery>
 
たまごから、かえったばかりのモンシロチョウは、じぶんのたまごをたべます。そのあとの食事(しょくじ)のエサは、キャベツの葉っぱ(はっぱ)をたべます。だから、チョウのたまごは、キャベツの葉(は)に、うみつけられます。チョウは、エサをしばらくたべると、しずかにとまり、皮(かわ)をぬぎはじめます。こん虫が皮(かわ)をぬぐことを、'''だっ皮'''('''だっぴ''')といいます。だっ皮をするたびに、こん虫は、おおきくなっていきます。
モンシロチョウのよう虫は、このように、だっ皮をします。モンシロチョウは、まず4回、だっ皮をします。そのあと、さなぎになります。
 
さなぎになってから、だいたい10日ほどで、さなぎのせなかがわれて、さなぎから'''せい虫'''(せいちゅう)がでてきます。これが'''う化'''(うか)です。(う化の日数は、かならずしも、ぴったり10日というわけではなく、8日か9日かもしれないし、11日かもしれません。)
 
モンシロチョウは、はねが4枚です。みぎとひだりに、2まいずつ、あわせて4まいのはねを、モンシロチョウは、もっています。
 
チョウのように、さなぎになってから、せい虫になるしかたを、「かんぜんへんたい」というのでした。
チョウのほかにも、さなぎになってからせい虫になる、かんぜんへんたいをする、こん虫はいます。
カブトムシやハチも、さなぎになるので、かんぜんへんたいをします。
 
 
せい虫になったモンシロチョウのエサは、花(はな)の'''みつ'''です。このように、こん虫は、よう虫と、せい虫とで、エサがかわるばあいがあります。
 
== カブトムシ ==
[[ファイル:Kabutomushi-JapaneseBeetle-July2004.jpg|left|200px|thumb|カブトムシ]]
[[File:Jbeetlelarva.jpg|thumb|270px|right|カブトムシの幼虫(ようちゅう)]]
 
カブトムシの よう虫(ようちゅう) は、2回、だっぴ を します。
 
2回のだっぴのあとに、さなぎになります。
 
さなぎから、 うか を して 、成虫(せいちゅう) になります。
 
カブトムシの ようちゅう の たべもの は、 くさった木 や おちば などが たべもの です。
 
なので、 おちば の つもったところ の なか に カブトムシ の ようちゅう は いることが あります。
 
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== こん虫 ==
'''こん虫'''(こんちゅう)は、草を食べるものもいれば、花のみつや木のしる('''じゅえき''')をすったり、ほかの虫を食べるしゅるいもいます。野原を住む家(すみか)にするものもいれば、木や土の中(カブトムシの幼虫やアリなど)、水の中(ヤゴなど)にすんでいるものもいます。こん虫には、さなぎにならずに、 たまご → よう虫(ようちゅう) → せい虫(せいちゅう) のじゅんに育つもの(「ふかんぜんへんたい」といいます)もいます。
 
[[ファイル:Insect anatomy diagram.svg|right|400px|thumb|昆虫の体のしくみ。''' こん虫のとくちょうは頭 (「あたま」、図ではA)、胸 (「むね」、図ではB)、腹 (「はら」、図ではC)である。'''つぎに、丸じるしでかかれたところの名前を書く。(おぼえなくても、いいです。)<br />
1. 触角(しょっかく)<br />
2. 単眼(たんがん)(上部)<br />
3. 単眼(ふくがん)(下部)<br />
4. 複眼(ふくがん)<br />
5. 脳(のう)<br />
6. 前胸(ぜんきょう)<br />
7. 背動脈(はいどうみゃく) - 赤く太い線で示した<br />
8. 気管(きかん) - 薄紫色で示した<br />
9. 中胸(ちゅうきょう)<br />
10. 後胸(こうきょう)<br />
11. 前翅(ぜんし)<br />
12. 後翅(こうし)<br />
13. 中腸(ちゅうちょう)(胃)<br />
14. 心臓(しんぞう)<br />
15. 卵巣(らんそう) - 茶色(網目状)で示した<br />
16. 後腸()(腸、直腸、肛門)<br />
17. 肛門(こうもん)<br />
18. 雌体(したい)<br />
19. 神経索(しんけいさく)(腹神経節)<br />
20. マルピーギ管(マルピーギかん) - 黄色とオレンジ色で示した<br />
21. pillow<!-- 訳語不明 --><br />
22. 爪(つめ)<br />
23. 附節(ふせつ)<br />
24. 脛節(けいせつ)<br />
25. 腿節(たいせつ)<br />
26. 転節(てんせつ)<br />
27. 前腸(ぜんちょう)(餌袋、胃)<br />
28. 胸神経節(きょうしんけいせつ)<br />
29. 基節(きせつ)<br />
30. 唾腺(だせん)(唾液腺)- 黄色とオレンジ色で示した<br />
31. 食道下神経節(しょくどうかしんけいせつ)<br />
32. 口器(こうき)<br />
]]
 
バッタやトンボも、チョウと同じように、体が頭・むね・はらからできていて、むねにあしが6本あります。頭には、目としょっ角があり、身の回りのようすをかんじとっています。
 
こん虫の、はらには節(ふし)があり、その節に、くうきをすってはくための、<big>気門</big>('''きもん''')があります。
 
わたしたち、人間(にんげん)は、顔(かお)についている鼻(はな)で空気(くうき)を、すいます。ですが、こん虫の空気(くうき)をとりいれる場所(ばしょ)は、にんげんとは、ちがうのです。
 
こん虫は、気門(きもん)で空気(くうき)を、すったり、はいたりします。
 
こん虫の、はねの数(かず)は種類によって、ちがいます。はねがあったりなかったりするばあいもあります。ふつうのチョウは4枚(まい)の羽根(はね)をもっています。モンシロチョウもアゲハチョウも、チョウは、はねが4枚です。
 
カブトムシの羽根(はね)は、4枚(まい)です。バッタのはねは、4まいです。トンボのはねは、4まいです。セミのはねは4まいです。
 
じめんにいる'''アリ'''も、こん虫です。アリには女王アリ(じょおうアリ)という、アリたちのおかあさんには、はねがありますが、そのほかの'''はたらきアリ'''には、はねがありません。
 
テントウムシも、こん虫です。
 
こん虫ではない虫もあります。体が3つに分かれなかったりあしが6本ではないなどの理由で、こん虫ではないのです。たとえば、クモやダンゴムシなどです。
 
[[File:Grasshopper-head.jpg|thumb|left|こん虫の、かお。]]
 
[[ファイル:Orthetrum albistylum speciosum 2007.07.05 16.38.31-p7050469.jpg|thumb|center|トンボも、こん虫である。]]
[[ファイル:Dragonfly eye 3811.jpg|thumb|left|トンボの目は、<big>複眼</big>('''ふくがん''')になっている。]]
 
[[ファイル:Kabutomushi-JapaneseBeetle-July2004.jpg|center|200px|thumb|カブトムシも、こん虫です。]]
[[ファイル:Honeybee landing on milkthistle02.jpg|center|thumb|ミツバチも、こん虫です。]]
 
ハチ は はり を もっています 。 さされると 、 とても いたい です。なので 、 ハチ に イタズラしては いけません 。
 
ハチには、ミツバチの ほか にも クマンバチ や スズメバチ や アシナガバチ が います 。
 
とくに スズメバチ は とても あぶない ハチ です。
 
 
ミツバチもクマンバチも、どのハチも、ハチの巣(す) には ぜったいに イタズラ しては いけません 。
 
もしも あなた の おうち や がっこう で ハチの巣を みつけたら 、巣(す)には ちかづかず、 '''かならず おとなの人に れんらく しましょう。'''
 
[[ファイル:Coccinella septempunctata detail.jpg|left|thumb|テントウムシも、こん虫です。]]
 
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;コオロギ
[[ファイル:Teleogryllus emma Hyogo.jpg|left|200px|thumb|コオロギ]]
 
コオロギもこん虫です。
 
コオロギの なきごえ は 、はね の 音(おと)です。
 
オスのコオロギだけが、なきます。オスとは どうぶつ の おとこ です。
 
メスのコオロギは、なきません。メスとは どうぶつ の おんな です。
 
コオロギも<big>脱皮</big>(だっぴ)をします。コオロギはさなぎにはなりません。このように、からなずしも、すべてのこん虫が脱皮(だっぴ)をするとはかぎらないのです。コオロギは7回の脱皮(だっぴ)をします。さいごの7回目の脱皮(だっぴ)がおわると、成虫(せいちゅう)になります。
 
チョウのように、さなぎになる、こん虫のへんたいのしかたを、「かんぜんへんたい」といいました。
コオロギのように、さなぎにはならないで、せい虫になるへんたいのしかたを、'''ふかんぜんへんたい'''といいます。「ふ」がつくので、きをつけてください。
 
 
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;セミ
[[File:Tibicen linnei.jpg|left|200px|thumb|セミ]]
(だっぴ)ふかんぜんへんたいの昆虫は、コオロギのほかにもいます。トンボやバッタやセミも、さなぎにはならないので、ふかんぜんへんたいです。
 
 
カブトムシはさなぎになる「かんぜんへんたい」をするのに、セミはさなぎにならないで「ふかんぜんへんたい」なのですね。
 
 
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[[ファイル:Hierodula patellifera1.jpg|thumb|200px|カマキリ]]
[[ファイル:Nokogirikuwagata.JPG|thumb|left|200px|クワガタ]]
 
カマキリ も こんちゅう です。 クワガタ も こんちゅうです。
 
カマキリ や クワガタ は ちから が つよいです 。
 
かまれると とても いたいです。 かまれて 血(ち) が でる ばあい も あります 。
 
ちゅうい しましょう。
 
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== カエル と オタマジャクシ ==
[[ファイル:Hyla_japonica_top_ja.jpg|280px|left|カエル]]
[[File:Kaulquappen Tadpole 3.JPG|280px|right|オタマジャクシ]]
 
カエル と オタマジャクシ は、じつは、おなじ です。
 
オタマジャクシ が、おおきくなると、 カエル に なります。
オタマジャクシは、さかなと おなじように 、 みずのなかを およぎます。
 
オタマジャクシ は みず の なか でしか いきられません。
 
みず が ないと 、 オタマジャクシ は しにます。
 
オタマジャクシ は さかな と おなじように 、 <big>えら</big> で 、 こきゅう を しています 。
 
オアタマジャクシ の たべもの は、オタマジャクシ は 水草(みずくさ) を たべます。
 
オタマジャクシ は そだつと あし が はえてきて 、しっぽ が みじかくなって いきます 。
 
そして、 しっぽ は なくなり、 カエル に なります。
 
カエル は 、りく で せいかつ します 。
 
カエル の たべもの は 、ちいさな 虫(むし) です。
 
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== かん電池と豆電球 ==
<big>豆電球</big>('''まめでんきゅう''')と<big>かん電池</big>(かんでんち)を、どう線やどう線つきソケットを使ってつないでみましょう。どうやったら明りがつきますか。調べてみましたか。答えは輪(わ)になるようにつなぎます。
 
:※ どう線(どうせん、導線)
:電気をとおせる金ぞくの線のことです。もっている人に電気が流れないように、ビニルでおおわれています。電池にどう線をつけるときは、ビニルのぶぶんをはがして、つかいます。<br>導線の導は、「みちびく」という意味です。電気をみちびいているので、このような名前がついています。
 
== じしゃくのひみつ ==
[[File:Bar magnet.jpg|thumb|right|200px|じしゃく]]
'''じしゃく'''とは、鉄(てつ)にくっつくという、ふしぎな道具です。では、じしゃくについて学習しましょう。
 
みのまわりにあるいろいろなものにじしゃくを近づけ、どのようなものがくっついたか調べてみましょう。じしゃくは、'''鉄'''('''てつ''')でできている物を引きつける力があります。たとえば鉄で出きた空きかんやクリップなど、です。また、アルミニウムなどの鉄いがいの金ぞくやプラスチックなど、鉄でできていない物は、じしゃくを引きつけません。また、テレビやビデオテープ、パソコンなどの電気せいひんやテレホンカードのようなお金の役わりをするカードにじしゃくを近づけると、使えなくなってしまいますので、ぜったいにやめましょう。
 
[[File:Magnet0873.png|thumb|right|220px|さてつ]]
すな{{ruby|場|ば}}や学校の{{ruby|運動場|うんどうじょう}}のすなの中、{{ruby|海|うみ}}の{{ruby|砂浜|すなはま}}などには、「'''さてつ'''」とよばれる、じしゃくに{{ruby|引|ひ}}きつけられる{{ruby|黒|くろ}}いこながあります。さてつあつめをしてみましょう。ポリエチレン(ビニル)のふくろの中に、じしゃくを入れて、すなに{{ruby|近|ちか}}づけるだけです。こうしてあつめたさてつを持って帰りたいときは、さてつのついたじしゃく入りのふくろを、ようきにもっていき、じしゃくをさてつにふれないように{{ruby|注意|ちゅうい}}して{{ruby|取|と}}り出しましょう。するとふくろからようきにさてつがおちます。
 
=== じしゃくのきょく ===
じしゃくには、「Nきょく」(エヌきょく)と「Sきょく」(エスきょく)があります。Nきょくは、赤いところ、Sきょくは、青いところ(もしくは、みどり色や、色がついていない)のところです。じしゃくは、NきょくとSきょくのところ(はしのところ)のほうが、{{ruby|一番|いちばん}}よくじしゃくを引きつける力があるのです。じしゃくを2つ用意しましょう。おもしろい{{ruby|発見|はっけん}}ができます。1つのじしゃくを、もう1つのじしゃくに近づけましょう。くっついたり、にげようとしたりします。これには、ひみつがあります。同じきょくどうしだと、しりぞけ合い、ちがうきょくどうしだと、引き合うのです。
 
=== 鉄とじしゃくの関係 ===
鉄(てつ)は、じしゃくになります。じしゃくのはしで、ゼムクリップやくぎを、同じほうこうに、2〜3回こすります。そして、その鉄を、べつの鉄にくっつけてみましょう。鉄は、じしゃくになるのですね。みなさんもためしてみましょう。
 
=== ほうい じしゃく ===
[[Image:Compass align.jpg|thumb|方位(ほうい)じしゃく]]
 
水に うかばせた、はっぽうスチロール(発泡スチロール)の上(うえ)に、ぼうじしゃくをのせることで、じしゃくのNきょくは、きたのほうがくを、さししめします。
 
これをりようして、ほうがくをしることができます。
 
これをりようした物(もの)が、<big>'''ほういじしゃく'''</big>(方位磁石)です。
 
「ほういじしゃく」という、ほうがく を さししめす、じしゃく が あります。
 
これが じしゃく で ある こと を たしかめる には、 ぼうじしゃく を ちかづけると、 ほういじしゃく の 「はり」 が うごくので、 たしかめられます。
 
ほういじしゃく は、赤いろの「はり」が 北(きた)のほうがく を、さししめします。ほういじしゃくに書かれた 「N」 という 文字 は、英語(えいご)の北(きた)を あらわすNORTH(ノース) の 頭文字(かしらもじ、・・・さいしょの文字)です。
 
ちなみに、Wが西(にし)で、Eが東(ひがし)で、Sが南(みなみ)です。NとかWとかEとかSは、英語が由来(ゆらい)です。
:::英語では東西南北(とうざいなんぼく)の方角(ほうがく)は、EAST「イースト」で東、  WEST「ウェスト」で西、 SOUTH「サウス」で南、NORTH「ノース」で北、です。英語は、小学2年では、おぼえなくてもいいです。ここでしょうかいした英語は、方位磁石(ほういじしゃく)をつかうときの、さんこうにしてください。
 
== ひかり ==
=== 虫めがねで日光を集めよう ===
[[ファイル:Magnifying glass.jpg|thumb|虫めがね]]
 
'''虫めがね'''('''むしめがね''')で日光を集めることができます。
虫めがねの、透明(とうめい)なところを'''レンズ'''と言います。
このレンズで、光をあつめることが出きます。
 
みなさんもじっけんしてみましょう。じっけんをするときは、おとうさんやおかあさんに、「じっけんをする」ということを、れんらくをしてから、じっけんください。
 
;じっけんの、やりかた
紙を黒くぬって、(または、黒い画用紙(がようし)をつかってもいいでしょう。)そこに虫めがねをななめにしたり、近づけたり遠ざけたりしてあつめた光を当ててみましょう。
 
'''※ きをつけよう。'''
* 虫めがねをつかって太陽(たいよう)を見てはいけません。目が見えなくなることがあります。
* 虫めがねは、つかいおわったら、ケースなどに、もどして、光があたらないようにしよう。そのまま外にだしておくと、あつめた光で、まわりのものが、あつくなって、もえてしまうことがあります。
 
=== 光と色(いろ) ===
[[File:Prism-side-fs PNr°0117.jpg|thumb|left|200px|プリズム]]
[[ファイル:Light dispersion of a mercury-vapor lamp with a flint glass prism IPNr°0125.jpg|thumb|プリズムに、とおした、ひかり。]]
 
日光には、色が、ついていないように、見えます。しかし、光をプリズムというものにとおすと、にじ(虹)のような色の光が見えます。
 
光は、光の色によって、くっせつの角度がちがうのです。そのため、プリズムで、くっせつするときに、光が、わかれるのです。
 
雨のあとなどに、にじ(虹)ができるのも、空気中の、こまかな水によって、光がくっせつし、色が、わかれるからです。
[[ファイル:Double-alaskan-rainbow.jpg|thumb|300px|center|にじ(虹)]]
 
== でんぷん ==
[[File:Testing seed for starch.jpg|thumb|ヨウそデンプンはんのう]]
 
この分野は、せいれき2013年の今では、小学二年や三年では習わないです。
 
:※ この説明(せつめい)では、「くだものナイフ」をつかいます。ですが、くだものナイフ を つかのはキケンですので、 学校の授業 の ほか には、 この じっけん は、 しないで ください。
 
:(高学年での学習負担を減らす目的で、一部を紹介をしています。)
 
ジュガイモ の いも を、くだものナイフ で 切った切り口に、すこし、ヨウそ液(ようそえき、ヨウ素液)という液体をたらすと、青むらさき色 に なります。ヨウ素液そのもの の 色 は、うすい 黄色 です。 ジャガイモの切り口は、白い色です。
つまり、 ジャガイモ と ヨウそ液 とが、くみあわあって、なにかが、おきたことになります。
 
 
 
また、じゃがいもの切り口からでる白い汁にも、少しヨウ素をたらすと、青むらさき色になります。
 
これは、デンプンという物質が含まれてていて、そのデンプンとヨウそが、 反応(はんのう) をしたからです。
 
このデンプンとヨウ素との反応を、 <big>ヨウ素デンプン反応</big> (ヨウそデンプンはんのう)といいます。
 
このデンプンは、植物が成長するために、植物が作った栄養です。
 
なお、ヨウそ液液は、光にあたると、性質がかわってしまうので、光があたらないように、茶色いビンに、はいっています。
 
ヨウそ液は、食べては、いけません。のんでも、いけません。ヨウそ液をつけたイモも、食べてはいけません。ヨウそ液をつけたイモは、「もえるゴミ」として、すててください。
 
 
ヨウそデンプン反応(はんのう)は、ある物が、デンプンなのか、それとも、デンプンではないのかを、しらべるのに利用(りよう)されます。
 
=== みず の せいしつ ===
;水(みず) の はかりかた
[[File:CubeLitre.svg|thumb|リットルと、立方(りっぽう)センチメートルとの、かんけい。]]
 
水(みず) や 、サラダ油(サラダあぶら)のような、液体(えきたい)の大きさをはかるたんい(単位)として、'''リットル'''という'''たんい'''(単位)があります。
1リットルは体積(たいせき)の単位(たんい)です。
1辺が10センチメートルの立方体の体積とおなじです。つまり、1リットルは、1000立方センチメートルです。
 
:( 1000立方センチメートル = 10センチメートル ×10センチメートル ×10センチメートル  )
 
水(みず) の たいせき を はかるとき には、 リットル の、 たんい を つかいます。
 
リットルは、記号(きごう) で、 <big>L</big> と かきます。
たとえば、 2L は、 2リットル の ことです。
 
 
1リットル の 水 の おもさ は、1000グラム に なります。 おもさ の たんい を、 キログラム に すれば、 水 が 1リットル の とき の おもさは 1キログラム です。(1000グラムは1キログラムです。 1000g = 1kg です。)
 
油(あぶら) などの、水でない  えきたい だと、 1リットル の おもさ は、 ちがう おもさ に なります。
 
1リットルだと、はかりたいものにたいして、大きすぎる 場合(ばあい) が あるので、 そのばあい、
'''デシリットル''' という たんい を つかいます。
 
デシリットル は、記号(きごう) で、 dL と かきます。
 
'''1リットル'''は'''10デシリットル'''です。
 
記号(きごう) を つかって かくと
:10dL = 1L
です。
 
 
上(うえ) の 学年(がくねん) では、 ビーカー や フラスコ という いれもの を つかう ばあい が あります。 ビーカー とは、 また、 フラスコ とは、 理科 の じっけんで、 えきたい を はかるため の いれもの です。
 
この ビーカー や フラスコ には、 えきたい の たいせき を、わかりやすく するため 、
めもり(目盛り) が かかれている ばあい が あります。
 
<gallery widths=300px heights=300px>
Image:Beakers.jpg|ビーカー<br>しゃしんのビーカーのめもりには、リットルやデシリットルいがいの単位(たんい)が、つかわれてるかもしれません。
Image:Glaskolben.jpg|フラスコ<br>しゃしんのフラスコのめもりには、リットルやデシリットルいがいの単位(たんい)が、つかわれてるかもしれません。
</gallery>
 
 
;水(みず)の、せいしつ
水(みず)を いれた ピストン を おしても、 水 は ちぢみません。 
 
 
水は、食塩(しょくえん)や、砂糖(さとう)などを、とかせます。食塩というのは、「しお」のことです。なめると、しょっぱい、「しお」のことを、理科(りか)では<big>食塩</big>(しょくえん)といいます。
 
さとう とは、 なめると、 あまい あじ の する、 あの 「さとう」 の こと です。
 
「水に、とける」というのは、食塩を水に入れて、かきまぜると、目に見えなくなります。
 
ものによっては、水にとけない物(もの) も あります。 水 に 木(き)の枝(えだ) や はっぱ を いれても、 枝(えだ) も はっぱ も 、水(みず)に とけません。
 
* すいようえき
[[Image:SaltInWaterSolutionLiquid.jpg|thumb|水(みず)に、食塩(しょくえん)をとかして、食塩水(しょくえんすい)を作っているときの、ようす。]]
 
じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。
 
このように ものがとけた 水(みず)の こと を、 <big>水ようえき</big>(すいようえき) と いいます。
 
しお が とけた 水(みず) は、しお の 水ようえき です。 
 
さとう が とけた水 は、 さとう の 水よう液 です。
 
ともかく、水は、しおや、さとうなどをとかせます。
 
食塩(しょくえん)がとけた水(みず)のことを、<big>食塩水</big>('''しょくえんすい''')といいます。
 
海(うみ)の水(みず) が、 しょっぱいのは、 海の水の中に、 食塩が、 とけて いるから です。
なお、海の水のことを 海水(かいすい)と、 いいます。
 
 
水に、 ものをとかしたら、 その もの を とかした おもさ の ぶん だけ、 水よう液(すいようえき) は、おもく なります。
 
たとえば、 500グラム の、 まだ なにも とかしていない 水 に、 これから 20グラム の 塩(しお) を、とかした と しましょう。 すると、 食塩水(しょくえんすい) の おもさ は、 ぜんぶ で 520グラム に なります。
 
水に、 もの を とかしても、 水よう液 の、 体積(たいせき) は、 かわりません。
 
 
水(みず) は、しおや、さとうなどを、とかせる量(りょう)に、かぎりがあります。
 
みず の たいせき を かえないで 食塩(しょくえん) を いれ つづけると 、 さいご には 、 とけなく なります。
 
水(みず)に、 もの が とけなく なったこと を、 「水が、<big>'''ほうわ'''</big>した。」 と いうふうにいいます。
 
 
水よう液は、とうめい(透明、・・・すきとおっている、ということ。)です。
 
水よう液は、時間(じかん) が たっても、 水よう液 は とうめい の まま です。
 
 
水 に とかせる物のおもさは、 水 の たいせき が おおい ほど、 とかせる おもさ も おおく なります。
 
水 の たいせき を、 2ばい(2倍) に すれば、 とける 食塩 の おもさ も、2ばい に なります。
 
 
とかされる 物 の しゅるい によって、 水 の 体せき が おなじ でも、 とける 物の おもさ は、 かわります。
 
たとえば、20℃の水が、なにもとかしていない水だとして、たいせきが1デシリットル、つまり おもさ は 100g(= 100グラム)の みず が あったとします。 この 100g の 水 に、砂糖(さとう) は 200gくらいまで、とけます。
 
おなじ体せき 10デシリットル の みず で、おんど が 20℃の、まだ、なにもとかしていない水 100g には、 塩は、これから37gくらいまで、とけます。
 
 
このように、 おなじ たいせき の みずでも 、しお と さとう では 、とかせる おもさ が ちがいます 。
 
 
かきまぜると はやく とけやすく なります。
 
ほうわ した すいようえき は かきまぜても 、 もう とけません 。
 
あたたかい 湯(ゆ) のほうが つめたい 水(みず) より も おおくの しお や さとう を とかせます。
 
また 、あたたかい 湯(ゆ) のほうが とける はやさ が はやい です 。
 
 
 
 
* こおり
[[File:Ice cube Air entrapment.JPG|thumb|left|こおりと、こおりをもっている人の手。<br>こおりをもつと、とてもつめたいので、マネしないでくださいね。]]
 
じっけんは、むりして、じっけんしなくてもいいです。
 
冬(ふゆ)の、さむい日に、水は、どうなるでしょうか。水は温度(おんど)が0度(ゼロど)になると、'''こおり'''になります。
 
 
冬になると、水がこおることがあるのは、このような、げんしょうです。
 
 
 
マイナスの温度(おんど)のこおりを、あたためていくと、ゼロ度(ゼロど)になったときに、こおりは、水にもどります。
 
 
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[[File:Duluth blizzard, December 2007.jpg|thumb|left|雪(ゆき)の、ふったあと。]]
 
雪(ゆき)がふった日の、つぎの日があったい日だと、雪がとけるのは、気温が0度よりも温度が高くなって、雪がとけて水になったからです。
雪(ゆき)も、こおりです。
 
水が、こおりはじめてから、ぜんぶ、こおって、こおりになるまでの温度は、ゼロ度のままです。
 
かんぜんにこおったこおりは、マイナスの温度です。
 
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== つち と すな ==
[[画像:Sandbox.jpg|thumb|すなば]]
 
[[File:Lössacker.jpg|thumb|つち]]
 
がっこう の すなば や、こうえん の すなば には、すな が たくさん ありますね。
 
すな は しろかったり 、 はいいろ ぽい いろを している ことが おおいですね 。
 
 
がっこう の かだん(花壇) には、 つち(土) が ありますね。
 
うえき など の ねもと の じめん にも、 つち が ありますね 。
 
つち は ちゃいろ(茶色) ぽい いろ だったり 、あるいは つち は くろっぽい(黒っぽい) ですね。
 
たんぼ(田んぼ) や はたけ(畑) にも、 土(つち) は おおいですね。
 
 
 
つち と すな の ちがい は なんでしょう 。
 
 
つち は 、 かれた おちば や しんだ いきもの などが 、ぶんかい されて こまかく なった もの です 。
 
なので、 つち は えいよう を ふくんで います 。
 
 
 
すな は、 いし(石) が くだけて 、 つぶつぶ に なった もの です 。
 
 
 
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